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学習施設が再エネ100%に 京王グループ運営施設で初

タウンニュース

使用エネルギーが再エネ100%に切り替わる高尾の森わくわくビレッジ

市内川町にある体験型学習施設「高尾の森わくわくビレッジ」が4月20日から、ビレッジで使用している全てのエネルギーを「実質再生可能エネルギー」に順次切り替えを始めた。京王グループで初の試みとなる。

同施設は、京王電鉄(株)(多摩市/都村智史代表取締役社長)のグループ会社である京王ユース・プラザ(株)(同市/浅原瑞貴代表取締役社長)が運営している。一昨年から東京ガス(株)(港区/笹山晋一代表執行役社長)が提供するカーボンオフセット都市ガス地球環境貢献型を導入しており、ガス使用に伴うCO2排出量の実質ゼロに取り組んできた。

今回さらに「電気」に着手し、高圧については東京電力エナジーパートナー(株)(中央区/長崎桃子代表取締役社長)が提供するグリーンベーシックプラン、低圧については東京ガス(株)が提供するさすてな電気ビジネスに切り替えを行った。

これにより、削減される年間CO2排出量は高圧が332トン、低圧が3トンの削減になることが見込まれている(2023年度基準)。

自然の中の複合施設

高尾の森わくわくビレッジは、自然豊かな西部地区に20年前に誕生した複合施設。テントサイトも兼ねそろえた宿泊施設や、スポーツができる体育室、ビジネス利用しやすい研修室のほか、大浴場などがある。キャンプなどで利用できる炊さん場やキャンプファイヤー場、屋外遊具のツリーハウスなども整備されている。

水資源の削減も

同施設ではほかにも、環境負荷軽減に対する取り組みを行っている。

一昨年11月から、大浴場や宿泊室内のシャワー合計47カ所に節水装置を装着。シャワーの使い心地は損なわず、水資源の削減を図った。その結果、毎分4〜16リットルを節水。年間2773立方メートルの水資源の削減に成功している。

京王グループでは、CO2排出量の削減目標として2050年度に実質ゼロを設定し、中間地点となる2030年度には19年度比30%削減(連結)の目標を掲げている。

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