思いを込めて二ヶ領へ 宿河原で恒例の灯籠流し
二ヶ領用水宿河原堀(多摩区)の灯籠流しが8月18日に行われた。先祖への思いや願いごとを込められた約600個の灯籠が水面を幻想的に照らした。
毎年この時期に開催されている地域の風物詩で、宿河原町会と稲田部会子ども会が共催した。灯籠を持った参加者らが宿河原橋付近に集まり、放流が午後6時に始まると、仲乃橋までのおよそ250mの川面に灯籠が浮かび流れた。
当日は宿河原駅前商店会と稲田中の美術部員、稲田小の児童らが、LEDライトなどを使って7月に作った竹あかりのオブジェ約50個が川べりに並び、20年以上続く伝統行事に彩りを添えた。