コジマHD カンボジアとMOU調印 住宅開発プロジェクト推進
建設業を中心に福祉やホテル事業などを展開する(株)コジマホールディングス(小島正伸代表取締役会長/厚木市中町)が5月16日、カンボジアの国家住宅政策に伴う中・低所得者のための住宅開発プロジェクトに協力するため、MOU調印式を行った。
調印式に合わせ、カンボジア国土整備都市計画建設省のテップ・ボラミン副大臣、プラック・アンキアラー住宅開発総局長らが来日。同社からは小島会長をはじめ、岡見健取締役、(株)小島組の小島正也代表取締役社長、厚木市から石塚修副市長が出席した。
プラック総局長は「共通の目標に向け協力し、新たな価値を創造できることを期待している」とあいさつ。小島社長は「カンボジアに現地法人を作り12年、こつこつと運営と交流を続けてきた。調印を通じて、両国に最大のお手伝いができるようにしたい」と話した。
テップ副大臣は「いつも温かい対応ありがとうございます。これらも両国がうまくいくよう一緒に頑張っていきたい」と今後の協力に期待した。その後、テップ副大臣と小島会長が調印書に署名し、調印書を交換した。
コジマホールディングスは2022年、厚木市中町に日本初となるカンボジア王国政府公認の商業センターを開設。今年4月には伊勢原市石田に両国の友好を深める交流拠点「カンボジア村」を開くなど、両国の懸け橋となるべくさまざまな事業を行っている。