展示や謎解き、体験型イベントが楽しめる! 作中の博物館が再現された『おしりたんてい だいしゅうけつ展』レポート
書籍のシリーズ発行部数全世界累計3,000万部を超え、TVアニメがNHK Eテレにて放送中の『おしりたんてい』。本作の東京初となる展覧会『おしりたんてい だいしゅうけつ展』が2025年8月9日(土)から8月31日(日)まで、池袋・サンシャインシティ 展示ホールCにて開催中だ。博物館エリアやなぞときエリアのほか、ワークショップやキャラクターステージが楽しめるなど盛りだくさんな内容となっている。
3つのエリアで楽しむ
会場内は博物館エリア・なぞときエリア・プレイエリア(アクティビティ・キャラクターステージ・ワークショップ)の3つに分けられており、それぞれ楽しむことができる。入場時にはスタンプラリーの用紙が配られ、会場の至るところに散りばめられているスタンプを探しながら会場内を練り歩いていく。
2025年3月20日(木)公開の『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』にも登場し人気を博している、かいとうアカデミーを見つけてスタンプを押すというものだ。
アニメで見ていた世界が目の前に
博物館エリアだけでなく会場全体が作中に登場する「ホーホーはくぶつかん」をモデルに作られているため、『おしりたんてい』の世界へ訪れたワクワク感を感じられる。また、主題歌「ププッとフムッとかいけつダンス」がBGMで流れており、耳からも楽しい気分になっていく。絵本を読み進めていくような形式での展示が特徴的だ。
壁一面に並ぶキャラクター紹介を抜けると、おしりたんていが暮らす街のジオラマや事務所の再現エリアが目の前に広がっている。なお、再現エリアでは専用の機械で写真撮影も可能だ。
さらに、貴重な原画のほか、難事件を解決してきた必殺技、かいとうアカデミーから守ってきたお宝の数々が公開。「ほしぞらのかがやき」や「めがみのマフラー」など、アニメで見ていたアイテムたちがハイクオリティな立体となって目の前に!
そして、「展示されていないものがある」と、何やら意味深なスペースが……。ここに気を留めながら、なぞときエリアに向かった方が良さそうだ。
謎を解きながらかいとうUを見つけ出そう
次のエリアでは、かいとうUからの予告状が壁に刺さっているのを発見!
予告状には仕掛けが施されており、おしりたんていの言葉にヒントが隠されてる。
ここからなぞときエリアがスタート。盗まれた美術品「おうじのエリマキ」を取り返すため各所に現れる謎を解きながら、ホーホーはくぶつかんに紛れ込んだかいとうUを探す。
このエリアにはおしりたんていとかいとうUの立体展示も。
思い出に残るワークショップやキャラクターステージ
プレイエリアでは、おしりたんていや仲間たちになりきれるフォトブースやアトラクションブース(年齢制限あり)、キャラクターステージ、ワークショップなど楽しめる催しが目白押しだ。
キャラクターステージは、おしりたんていが「おしりたんてい音頭~ププッとフムッとかいけつダンス~」の曲に合わせて音頭を披露してくれる。振り付けも覚えやすいため、一緒に踊ってみよう。なお登場予定時間は、11時・12時30分・14時だ。
またワークショップでは「ぺたぺた焼き」「おえかき缶バッジ」「光るうちわ」「スノードーム」など、来場した記念にぴったりな手作りグッズを制作することができる。自分だけのオリジナルグッズを夏の思い出に作ってみては。
物販コーナーでは、「ワイヤーリングラバーキーホルダー(4種)」(各850円)、「相良刺繍ポーチ」(2200円)、「ラバーボルトキーホルダー」(1200円)、「吸水冷感タオル」(2000円)、「ブランケット」(2800円)が新作グッズで登場しているので、ぜひ立ち寄ってほしい。
展示も謎解きも体験型イベントも楽しむことができる『おしりたんてい だいしゅうけつ展』は、8月31日(日)まで、東京・池袋 サンシャインシティ 展示ホールCにて開催中。
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文・写真=笹本 千尋