化粧品メーカーが挑む「森の香り」にこだわるレストランが北海道に 一品目からクマ肉が…
自然素材が人気の化粧品メーカー「SHIRO」が新たな挑戦です。
北海道砂川市にある工場の横に、特別なレストランがオープンしました。
こだわりは「森の香り」です。
『森』にこだわったレストランとは?
札幌から車で1時間半。砂川市にオープンしたレストラン「MORISHIRO(もりしろ)」です。
天井がとても高く、中に入ると、空間いっぱいに木の香りが広がります。
レストランを手がけるのは、東京の化粧品メーカー『SHIRO』。
SHIROは、酒造会社から出る酒かすを使った化粧水など、本来なら捨てられてしまう素材を生かした製品開発が人気のブランドです。
レストランがあるのは、創業の地・北海道砂川市に2023年にできた『みんなの工場』の隣。
建物には森を育てるために伐採された間伐材が使用されています。
森へのこだわりは調理法にも。
白樺などの間伐材を薪に使って、食材をグリルします。
気になる料理は、北海道産食材をメインとした6皿のコース。
食べる前には、SHIROならではの手法が。
なんとハンドクリームをぬるんです。
ハマナスと柑橘系のハンドクリームの香りに癒されながら、コーススタートです。
クマ肉ってどんな味?
一品目は、愛別町のクマ肉を使った料理。
「クマ肉は初めて食べます」と話すHBCの井元小雪記者。
「ごろっと肉々しい!コクがありますね、中のレンコンもシャキシャキ、臭みがないですね」
料理には、トドマツやハマナスなどの植物を使った調味料が使われていて、香りとともに道産食材を堪能できるのもこだわりのひとつ。
函館産のブリのカルパッチョには柑橘系のミストをかけて仕上げます。
「ふわっと、シロップが甘いですね。そしてブリは燻されていて、木の香りがしますね」
コースには新得地鶏や愛別町のシカ肉も登場します。
SHIROの今井浩恵会長は「純粋に森が大好きなので、森の良さというのを、あらゆるところにふんだんに込めています」と自信をこめます。
森の香りを楽しむレストラン「MORISHIRO」は、金曜・土曜・日曜日限定で営業します。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年11月20日)の情報に基づきます。