燕市産業史料館(新潟県燕市)、「刀剣の世界展」を初開催 太刀や槍など約50点を展示 1月10日から
燕市産業史料館(新潟県燕市)は1月10日から、平安時代から江戸時代までの刀剣を展示する「刀剣の世界展」を開催する。人気の高い刀剣などの分野を入口に、燕市の金属加工業にも関心を持ってもらうことを目指す。開催期間は、3月2日まで。
会期中は、平安時代から江戸時代までの太刀や刀、脇差、薙刀、槍といった刀剣と拵を約50点展示する。また、刀剣の種類などの基礎的な知識や専門用語、鑑賞のポイントも掲示して解説するという。
1月26日と2月9日(各日14時〜)には、日本美術刀剣保存協会会員の十河浩氏が展示品について説明する解説会も開催する。
燕市の鈴木力市長は25日に開催した定例記者会見で「金工・鍛金の技術ということで、燕市の鎚起銅器などと繋がるところもある。近年人気の刀剣という世界から、(これまでとは)別のファンの層の方々にも燕市の金属加工技術をご理解いただければ」と話した。
「刀剣の世界展」ポスター
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燕市産業史料館 「企画展「刀剣の世界展」のご案内」
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