横須賀市長選 爲壮稔氏が出馬表明 福祉、平和・基地問題に主眼
任期満了に伴う横須賀市長選(6月15日告示、22日投開票)を巡り、共産党三浦半島地区委員会常任委員の爲壮(ためそう)稔氏(71)が3月27日、無所属での立候補を表明した。「基地が身近にある横須賀市から、戦争や平和に対する意思表示を明確に示す必要がある」と決意を話した。
爲壮氏は横須賀市東浦賀在住。約40年医療や福祉の現場に従事。昨年の衆院選に共産党から神奈川11区に立候補した。
主な政策はケア労働人材の待遇改善や、市が退会している県基地関係市連絡協議会への復帰・地位協定の改定、物価高対策、高齢者の医療福祉施策の復活、給食費の無償化などを掲げている。
立候補は現職の上地克明市長、元市議の小幡沙央里氏に続き、3人目。