丸シールで描く夜景 思わず夢中になる大村雪乃の「シールアートの世界」 姫路市
姫路市書写の里・美術工芸館(姫路市)で10月26日から12月24日まで、開館30周年記念・秋季特別展「大村雪乃 シールアートの世界 “BEAUTIFUL LIGHTS”」が開催されます。
きらめく都市の夜景を丸シールで点描する注目の若手現代美術家・大村雪乃さんの作品展。丸シールを「光」として捉えるという、本来の文房具としての役割を超越したユニークなアート作品を生み出します。
同展では、代表的な夜景作品をはじめ、全国の街の景色、自然風景、花などの近作・新作を含めた作品約70点を展示。
中でも隅田川にホタルに見立てた青色LEDを放流して東京スカイツリーを全点灯させた2012年のイベント「東京ホタル」や、自身で丸シールを作るためにカッティングシートを使って制作した「BlueTokyo」、ノートルダム大聖堂のステンドグラス・薔薇窓をモチーフとした「forNotre-Dame」といった作品が注目されています。
また、最新作として制作された「姫路城」の丸シールアートもお披露目されるそうです。さらに、同館の風景をテーマに参加者が一緒に作り上げる大型作品も展示予定。期間中には、展示解説会(当日受付)や丸シールアートを体験するワークショップ(要申し込み)も行われます。
作品を鑑賞する位置によって生まれる“現実”と、まるで写真のように見える“リアルな虚構”。作品へ近づいたり遠ざかったり、思わず夢中になってしまうこの没入感あふれる体験で「シールアートの世界」を堪能してみて。
<記者のひとこと>
人気番組「プレバト!!」にも出演して注目を集めた大村雪乃さんの作品が姫路に!画像でみると丸シールで作られているようには全く見えないですよね…!作品の細部までこだわられた繊細さをぜひ間近で見てみたいです。
期間
2024年10月26日(土)~12月24日(火)
場所
姫路市書写の里・美術工芸館
(姫路市書写1223番地)
開館時間
10:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日
月曜日
※11月4日は開館、翌日5日は休館
入館料
一般 500円、大学・高校生 300円
中学・小学生 70円