波止での電気ウキ釣りで24cm筆頭にメバルが入れ食い!【大阪】アオイソメエサにヒット
大阪南部の波止へ電気ウキ釣りに出かけた筆者。前半はサカナの反応を得られず苦戦するも、アオイソメエサにメバルがヒット!後半にメバルが入れ食いとなった釣行をお届け。
波止で電気ウキ釣り
水温上昇とともに水中も活気づいてきた初夏の大阪湾。普段ルアー釣りがメインの私がこの時期になると度々繰り出す釣りがある。それは虫エサを使った電気ウキ釣りだ。
電気ウキのターゲットは様々で、クロダイ、シーバスはもちろん、メバルやカサゴ、ハタ等の根魚、アジやメジナなどの多種多様な美味しい魚がウキを沈める。今回は電気ウキを持って魚種にこだわらず何が釣れてもOKスタイルで大阪南部の波止へ調査に向かった。
夕マヅメは不発
テトラポットやシモリ周り、カケアガリなど変化があるところを狙ってウキを流すのが電気ウキ釣りで釣果を上げるポイント。今回はテトラポットから5m付近にあるカケアガリに軽く仕掛けを投げ入れ流していく作戦だ。エサは太めの青イソメを1匹掛けにした。
深夜0時が上げ止まりなのでそれまでの上げを狙った。18時から釣り開始。ウキ下は1.5ヒロ取り、底スレスレを攻めていく。ところが開始2時間、タナを変えたり場所を移動するも全くアタリがない。何が間違っているのか全く分からず時間だけが過ぎていく……。
苦戦しながらもメバルを確保!
ウキ下を1.5ヒロに戻し、流れに合わせてテトラを移動しながら探っていくと、ある地点でウキがジワ〜っと沈んでいった。ついに来た!エサが長いので食い込むまでじっくり待ち、合わせたくなる衝動をこらえる。
ウキが10cmほど沈んだところでビシッと合わせるとなかなか引く!けど重量感はない?貴重な魚をバラしたくない一心で慎重に寄せて浮いてきたのは20cm弱のメバルだった。ここ最近ルアーでかなり釣っていたが、2時間の沈黙を破ってくれたこの1匹はここ最近で一番嬉しいメバルだった。
メバルが入れ食い!
魚がいるのは分かったので、あとは違う魚を狙って引き続き同じタナでテトラ際を流していく。するとウキがスコンッ!と入り、一呼吸置いて合わせるとなかなかの重量感。根ズレに気を付けながら巻いてくると、掛かっていたのはまたもやメバル!しかも24cmと良型だった。
季節柄釣れるメバルは産卵を終えて、エサをしっかり食べて体力を回復した個体なのでよく肥えており、引き味も抜群である。久々にメバル料理を食べたくなったのでこの子はキープ。
そこから流す度にウキが沈むメバル祭りに突入。23時半までに15~22cmのメバルを8匹追釣した。エサ切れのためここで納竿としたが、やればまだまだ釣れそうだった。
釣れたメバルのうち、大きい2匹を持ち帰ってアクアパッツァにした。
身は肉厚でフワフワ、旨味が強く非常に美味だった。
夏は電気ウキ釣りがおすすめ
これから夏を迎え、日中の釣りは暑さでこたえる釣り人も多いだろう。そんな時におすすめなのがこの電気ウキ釣り。今回はメバルのみだったが、これからの時期は釣れる魚種が増え、もっと面白くなるはず。皆さんも電気ウキを持って夕涼みがてら、夜の波止へ遊びに行ってみてはいかがだろうか。
釣りの注意点
根魚は成長が遅いため、キープは食べる分だけにとどめ、小型はリリースしたい。釣り場では混雑を避け、禁止区域や係留ロープ周辺には立ち入らないようにしたい。夜間は足元や毒魚にも注意が必要だ。安全のため、ライフジャケットの着用を心がけよう。
<高橋凪/TSURINEWSライター>