佐原町内会 満点の夜空、室内で 夏休み企画、70人が楽しむ
和室で寝ころびながら星空満喫――。
地域の親子らを対象にした夏休みイベントが8月17日、佐原町内会館で開かれた。佐原町内会(石川宏会長)の主催。室内に星座や天体を映し出し、鑑賞してもらう趣向で計76人が夏の夜空を楽しんだ。
事業者が地域コミュニティーを支える団体に対し、運営ノウハウなどを試験的に無償提供する県の「コミュニティ再生・活性化モデル事業」の一環。この日は宇宙ベンチャーのアストロコネクト(川崎市)が協力。参加者らは暗くした部屋に寝転び、はくちょう座やこぎつね座、いるか座など夏の代表的な星座が次々に映し出されると歓声を上げて喜んだ。星座の形から名前を予想するクイズもあり、参加した山下涼我さん(15)は「あまり空を見上げることがなかったけれど、すぐに見られる星を教えてもらったので、探してみたい」とほほ笑んだ。