デザートが入っていた「ガラス容器」の意外な活用術→「節約になる」「見た目もオシャレ」
整理収納アドバイザーの三條凛花です。ものを捨てる前に、新しい使い道を探すのが得意です。今回はいただきものの定番でもある、洋菓子店の「ガラス容器」のおしゃれでオトクな活用法を紹介します。
洋菓子店のガラス容器、捨てずに活用しよう
いただきものの定番である、洋菓子店のプリンやゼリー。食べ終わったあとに、おしゃれなガラスの容器を捨てていませんか?
ゼリーをつくるときの容器にしたり、いつもより少しおしゃれな盛りつけに使うことができるのですが、じつは、それだけじゃありません。料理以外にも暮らしをちょっと便利で楽しくする活用法がたくさんあるんです。
たとえばわが家では「リボベジ」に活用しています。
「リボベジ」とは?
「リボベジ」とは、「リボーンベジタブル」の略。一度食べた野菜の根やヘタを使って再び育てる、野菜の再生栽培のことを指します。
・スーパーで買った野菜をもう一度育てられる!
・生ごみを減らせて環境にやさしい
・キッチンや窓辺に緑をプラスして癒し効果も
特に、透明なプリン・ゼリーの空き容器は、水の量がひと目でわかるのでリボベジ向きだと思いました。
まずはじめに知っておきたい「注意点」
リボベジは簡単に始められるものの、じつは何度か失敗もしたので、注意点を調べてから育てるようになりました。
まず、永続的に育てられるわけではありません。そのうえで、この3つは特に注意したいポイントです。
水は毎日交換すること
水の入れっぱなしは腐敗の原因に。毎日きれいな水に交換しましょう。
逆に、水がなくならないように注意も必要です。
日当たりの良い場所に置く
直射日光は避けるのが良いようです。この画像では窓から光が当たっていますが、カーテン越しのほうが望ましいです。
カビやぬめりに注意
長期間放置するとぬめりが発生することも。根元を軽く洗いながら管理すると清潔に保てます。
また、2〜3日に一度程度、容器を洗って清潔に保つのも大事です。
こんなものが育てられる!
小さなガラス容器で、こんなものを育てることができます。
・にんじんのヘタ
・大根のヘタ
・ネギ
・小松菜
・チンゲン菜
先ほどの写真で私が育てているのは「セリ」。スーパーでなかなか見かけないので、少しでも多く食べられるとうれしくなります。
育てる楽しさ、すぐに捨てずに済む安堵感、目で見て楽しむ癒やしなど、リボベジにはたくさんの楽しみがあります。注意点に気をつけながら、可愛く育ててみませんか?
三條 凛花/エッセイスト、整理収納アドバイザー