Yahoo! JAPAN

放送から10年!2015年日本の韓ドラファンを沸かせた作品5選&視聴できるVODまとめ

Danmee

MBC『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』主演パク・ソジュン ©Danmee

2000年代序盤に韓流ブームが巻き起こったのをきっかけに、日本では今日まで韓国文化が多くの人に親しまれている。

この間、下火になったこともあったが、その度にファンを繋ぎとめ、新たなファンを作り出すのに寄与した要因の1つが韓国ドラマ。

日韓の外交関係の悪化により急激な冷え込みをみせ、その余波がまだ残っていた頃も話題作・人気作が根強い韓ドラファンを虜にした。

そこで本記事では、日本で韓国ドラマが愛されるようになって以降、韓流人気が危機を迎えていた約10年前、2015年の作品の中から逆風吹き荒れる中でも特に熱い視線を浴びたドラマを、現在VODで配信中のものに限定して5つ紹介する。

まだご覧になったことのない人は、この機会にぜひ観てみてはいかがだろうか。韓ドラ人気ランキングなどにランクインする常連作ばかりだ。

(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!

プロデューサー (KBS/2015)

『プロデューサー』は、主演を務めたキム・スヒョンが日本でさらなる人気を獲得した2015年の話題作。放送局を舞台に、プロデューサーや人気アイドルたちの日常や成長、愛、葛藤をリアリティーたっぷりに描いたラブコメディーだ。

『星から来たあなた』(SBS/2013~2014)や『愛の不時着』(tvN/2019~2020)、『涙の女王』(tvN/2024)など、数々の大ヒット作を世に送り出してきたパク・ジウン作家が手掛けており、個性豊かな登場人物が繰り広げるドタバタ劇とコミカルなシーン、放送局の裏側が見どころとなっている。

●キャスト:チャ・テヒョン、コン・ヒョジン、キム・スヒョン、IU、キム・ジョングク 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年7月8日現在):U-NEXT、ABEMA、J:COM STREAM、Hulu、Lemino

キルミー・ヒールミー (MBC/2015)

『キルミー・ヒールミー』は、チソンが7人の人格を演じ分けて、日本の韓ドラファンを虜にしたヒーリングラブコメディー。多重人格を持つ御曹司と新米精神科医が出会い、自身の過去と向き合いながら恋に落ちていく過程を描いている。

家族間の秘密やトラウマの克服、愛と成長といった重みのあるテーマを扱いながらも、コミック要素を盛り込んで軽やかなストーリーに。比較的温かな仕上がりとなっており、観終わった頃には癒されていることだろう。パク・ソジュンの活躍も見逃せない1作だ。

●キャスト:チソン、ファン・ジョンウム、パク・ソジュン、オ・ミンソク、キム・ユリ 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年7月8日現在):ABEMA、Lemino、DMM TV

六龍が飛ぶ (SBS/2015~2016)

『六龍が飛ぶ』は、約270億ウォンもの製作費が投入されたと言われている壮大なスケールをはじめ、史実とフィクションを融合したストーリーで話題を呼んだ時代劇。高麗末期から朝鮮建国までの激動の時代を背景に、6人の若き英雄が建国を目指す過程を描いている。

各自の信念と欲望、原則にぶつかりながら成長し時に葛藤する姿と、開国を巡って対立する様は、どれも視聴者を惹きつける。手に汗握る戦闘シーンや登場人物たちの人間ドラマ、そして切ない恋愛模様も見どころだ。

●キャスト:ユ・アイン、キム・ミョンミン、シン・セギョン、ピョン・ヨハン、ユン・ギュンサン 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年7月8日現在):Lemino、U-NEXT、FOD

彼女はキレイだった (MBC/2015)

『彼女はキレイだった』は、中国やベトナムをはじめ日本でもリメイクされるほど愛されたラブコメディー。雑誌の編集社を舞台に、子どもの頃の初恋の人と再会して始まるトキメキたっぷりのストーリーだ。

韓流スターとして韓ドラ人気を支えてきたパク・ソジュンのツンデレ演技を満喫できる1作で、近年はドロ沼系のドラマに出演する機会が増えたファン・ジョンウムとの、息の合った演技も物語を盛り上げる。SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のチェ・シウォンと繰り広げたクスっと笑えるブロマンスも、多くのドラマファンを魅了したポイントだ。

●キャスト:ファン・ジョンウム、パク・ソジュン、コ・ジュニ、チェ・シウォン、パク・チュンソン 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年7月8日現在):U-NEXT、Hulu、Lemino、FOD

恋のスケッチ〜応答せよ1988〜 (tvN/2015~2016)

『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』は、韓国でシンドローム級の人気を誇った作品として日本で注目され、主演パク・ボゴムが知名度をアップし、日本人ファンを量産したヒューマンラブコメディー。1980年代後半のソウルを舞台に、家族、友情、愛を描いた物語が展開される。

近年韓ドラ界で支持されているレトロな感性を楽しめる作品で、青春物と家族物を融合させた温かな世界観が魅力。家族や友達間の関係性、初恋など、登場人物の感情が繊細かつユーモアたっぷりに描写され、世代を問わず楽しめる作品になっている。

主人公の夫が誰なのか、視聴者の関心をくすぐる謎解き要素も大きな見どころの1つだ。

●キャスト:ソン・ドンイル、イ・イルファ、ラ・ミラン、イ・ヘリ、パク・ボゴム 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年7月8日現在):Amazon Prime Video、ABEMA、Netflix、Disney+、Hulu、J:COM STREAM

(ライター/西谷瀬里)

おすすめの記事

新着記事

  1. 【伊予郡砥部町・愛媛県立とべ動物園】普段見られない夜の動物園を探検しよう

    愛媛こまち
  2. 【徳島県阿波市・吉野川市/善入寺島のひまわり】約320万本のひまわりが日本最大級の川中島に

    愛媛こまち
  3. 声優・谷山紀章さん、『うたの☆プリンスさまっ♪』『文豪ストレイドッグス』『進撃の巨人』『金色のコルダ』『ブレイクマイケース』など代表作に選ばれたのは? − アニメキャラクター代表作まとめ(2025 年版)

    アニメイトタイムズ
  4. 声優・寺島惇太さん、『アイドルマスター SideM』『KING OF PRISM』『ツキプロシリーズ』『A3!』『じいさんばあさん若返る』など代表作に選ばれたのは? − アニメキャラクター代表作まとめ(2025 年版)

    アニメイトタイムズ
  5. 声優・蒼井翔太さん、『うたの☆プリンスさまっ♪』『妖怪学校の先生はじめました!』『KING OF PRISM』『ディズニー ツイステッドワンダーランド』『新しい上司はど天然』など代表作に選ばれたのは? − アニメキャラクター代表作まとめ(2025 年版)

    アニメイトタイムズ
  6. 長崎原爆の悲劇描いた感動作 赤穂出身・鍋島壽夫さんプロデュース

    赤穂民報
  7. 戦後80年 今年も終戦記念日に「団子汁」

    赤穂民報
  8. 【2025年8月】手元をきれいに見せる。失敗知らずのピーチピンクネイル

    4MEEE
  9. 乃木坂46、『与田祐希 卒業コンサート』のライブ映像作品発売決定!

    WWSチャンネル
  10. 鶏むね肉の救世主! 料理の素「パッとジュっと」の下味冷凍がとても良い

    ロケットニュース24