梅雨太り解消のダイエットには、低カロリーでカリウムも摂れるきのこがおすすめ!
野村邦丸がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・毎週月曜から木曜9時~13時)内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。
今週は、『本郷赤門前クリニック』院長で、医学博士の吉田たかよし先生に「梅雨太り解消 ダイエット」というテーマで話を伺った。
梅雨の時期に太りやすい原因は、水分コントロールが上手くできないことで、身体に水分が溜まってしまうことだそう。身体に水分が溜まりむくんだ状態が続くことで身体が冷えやすくなり冷えの予防のために脂肪が蓄えられてしまうという。そんな梅雨太りの解消法とは…。
野村邦丸「その梅雨太りの解消法ですね。本格的な夏を前にダイエットするにはどうしたらいいですか?」
吉田たかよし「梅雨太りは血液とかリンパの流れが滞ることによるむくみ、それから基礎代謝のダウンが原因として考えられますので、まずむくみ対策としては塩分を控えめにすること、それから利尿作用のあるカリウムを取ること。そして、リンパの流れを促すリンパマッサージをする。前回ふくらはぎを揉んであげるマッサージご紹介しましたけども、運動とかストレッチとかリンパのマッサージをすることで、水分の排せつを促してあげることが大事なんですよね」
邦丸「前回も利尿作用のあるカリウムを取るといいよという話がありましたが、カリウムは、きのこに豊富に含まれる栄養素って、お話もありましたね」
吉田「そうなんです。全くその通り。さらに、きのこについてもう1つ大事なのは、きのこは1パックおよそ20kcal、まあ低カロリーですよね。余分なカロリーを摂らずに栄養補給ができますので、ダイエットにおすすめの食材なんですよね。ダイエットには食べる順番。これも大事なんです。主食の前に食物繊維が豊富な食材。たとえばきのこのサラダなんかを取ることで、腸内環境を整えながら、かつ血糖値の急激な上昇を防げるわけなんです。更にしっかり噛んで食べることで、脳の満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎ防止にもつながる効果が研究で実証されていますので、食べる順番まで意識していただきたいんですよね」
邦丸「いわゆるベジファーストは随分一般的になりましたけど、これきのこ持ってくればいいわけですね」
吉田「そういうことなんですよね。きのこを先にっていうことですね。きのこは営業豊富で低カロリーですので、ご飯に混ぜてみてもいいし和え物に加えてみてもいいし、いろんな料理に+1食材として日頃から積極的に摂っておいて、身体の内側から健康的なダイエットを心掛けていただきたいんですよね」
邦丸「吉田たかよしのきのこを使ったレシピでございますが今日は」
吉田「今日は、ダイエットにこれいいよっていうのをご紹介したいんですけども。エリンギの生姜焼きなんですよね」
邦丸「エリンギの生姜焼き」
吉田「生姜に含まれるジンゲロールも代謝をあげてくれるので、ダイエット効果のあるエリンギを生姜焼きにしたら、ダイエットには鬼に金棒なんですけども、しかもエリンギの生姜焼きは料理として主役になってくれますので、他のカロリーが高いもの食べなくて済むっていうところも対策にはおすすめなんですよね」