「…はい?」家と病院で訴えがコロコロ変わる義母。何しに病院に来たのか #頑張り過ぎない介護 230
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
久しぶりに実家に帰省して実母の様子を見たことで、まる子さんは何かと実母と義母を比較してしまうようになっていました。ネガティブなことを言わず前向きな実母とは対照的に、自分のつらい気持ちをなんとか周りにもわからせようと必死で、人に頼ってばかりの義母。食へのこだわりも強く、いつも振り回されてばかりのまる子さんは、比べてはいけないとわかっていながらも、実母との違いにモヤモヤが止まりません……。
先生も困惑気味…
今日はデイケアの日……ですが、朝から体調不良アピールをされて、そのままデイケアはお休みすることに。義母はむくみの薬が手元にないと訴えてきて、どうやら病院に行きたい様子。でも、自分からハッキリ言ってこないので、まる子さんもそのまま様子を見ていました。すると、しばらくして義母は「病院に行く」と言ってきたものの、今度は行く時間が決まりません……。まる子さんがあえて何も言わずにいると、最終的に自分で時間を決めていましたが、相変わらず何も決められない義母に、まる子さんはあきれていました。
早朝の体調不良アピールから、そのままデイケアをお休みした義母。むくみの薬が手元にもうないとのことで、病院へ行くことに。
自分の訴えを私に代弁させようとするのが嫌で、病院の付き添いはしばらく夫に任せていましたが、今日は夫が仕事なので仕方なく私が付き添うことに……。
こうなりませんように……。
診察室に入ると、義母は自分で話し始めました。
しかし……。
あれ?
なんか的外れなこと言ってない?
話は変わり……。
先生、そうです……!
……あれあれ??
さすがに先生も困惑の表情を浮かべていたので、私が話すことに。
義母が今朝訴えていたことを、そっくりそのまま伝えます。
先生は、丁寧にアドバイスをしてくれました。
すると、義母はまたもや的外れな返答をしています。
先生の話、聞いていました……?
先生は、そんな義母にも丁寧に対応してくれますが……。
義母の的外れな回答攻撃は続きます。
終始こんな調子だったものの、先生が丁寧に対応してくれたのが救いでした……。
私が病院に付き添うと、義母は私に症状や要望を言わせようとするため、それが嫌でここ最近の付き添いは夫にお願いしていました。しかし、今日は夫が仕事のため仕方なく私が病院へ連れて行くことに……。診察室に入ると、義母は自分で話し始めたので、そのまま様子を見ていたのですが、家では「むくみの薬がないから病院へ行く」と言っていたのに、先生からむくみの薬を出しておくと言われると「それはあるんです」と涼しい顔で言う義母。……はい? 言っていることが違いますけど……?
先生も義母の話に困惑している様子だったので、私が今朝義母から聞いた訴えを伝えて、話の軌道修正をしました。すると、先生はその話について丁寧にアドバイスをしてくれたのですが……義母はまたもや的外れなことを言いだし、一瞬その場の空気が固まりました。
しかし、とてもやさしい先生で、義母の話にも耳を傾け、的外れな質問にもちゃんと答えてくれていました。せめて直腸脱(直腸の一部または全部が肛門の外に飛び出してしまう状態)の手術をしてくれれば、つらいと訴えるうちの1つは解決するので、義母の負担も軽くなるとは思うのですが……。「手術はしたくないけれど、なんとかしてほしい」って言われても、どうしようもないです……。
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義母がちゃんと自分で話してくれたと思っていたら、思ってもいなかったことを話し始めて、まる子さんもビックリしたでしょう……。それでも、的外れなことを言う義母に、しっかりと対応してくれるいい先生でよかったです。「自分でなんとかしよう」ではなく「誰かになんとかしてもらおう」と思う義母の考えが変わらないと劇的な変化はなさそうですが、自分のことを自分で先生に伝えてくれたのは、良い変化でしたね!
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