金曜ロードショーの歴史とともにスタジオジブリ作品の魅力に迫る「金曜ロードショーとジブリ展」開催中!【三重・津市】
2025年4月11日(金)まで、「三重県総合博物館(MieMu)」と「三重県総合文化センター」では、「金曜ロードショーとジブリ展」を開催中!
宮﨑駿監督や高畑勲監督(三重県伊勢市出)の作品を中心に、数々の優れたアニメーション映画を世に送り出してきた「スタジオジブリ」。その作品が多くの人に愛されるきっかけを作り、ともに育んできたのが日本テレビの映画番組「金曜ロードショー」です。
本展では、「金曜ロードショー」の歩みをたどりながら、ジブリ作品の魅力を時代の記憶と記録を通じて体感できます。会場では、これまで語られなかった作品の秘密が明かされるほか、作品の世界に飛び込めるようなさまざまな空間が登場!みどころ満載の展覧会は必見です。
金曜ロードショーとスタジオジブリのヒストリーを巡る圧巻のデータベース!
「金曜ロードショー」では、これまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放送。その歴史はスタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡とともにあり、現在も続いています。
番組の放送が始まった1985年は、スタジオジブリが“スタジオ開き”をした年であり、日本テレビが特別番組で『風の谷のナウシカ』を初放送した年です。そんな1985年を起点に、スタジオジブリ作品の公開年、そして「金曜ロードショー」で初放送された年がどんな時代だったのかを振り返りながら、映画の魅力に迫ります。
名シーンを絵コンテで振り返る!ジブリ作品の“設計図”
『風の谷のナウシカ』から『アーヤと魔女』まで、スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテの一部を展示。映画の設計図とも言える絵コンテは、シーンの流れをコマ割りしたもので、場面構成やセリフなど演出イメージがつかめます。作品の生まれる過程を間近で見られる貴重な機会は見逃せません!
三重県初登場!音と光に包まれる「ジブリの幻燈楼」
2018~19年に開催された展覧会「ジブリの大博覧会」富山展のために作られた巨大な「ジブリの幻燈楼」が三重県に初登場!「幻燈」とは、フィルムや造形物などに強い光を当てて、レンズで幕などに拡大映像を投影して見せることができる装置です。
キャラクターをモチーフとしたガラスに光を照射することで、映画の世界観を音と光に包まれながら体感できます。
『風の谷のナウシカ』の王蟲の世界
「金曜ロードショー」とスタジオジブリのヒストリーにおける原点である『風の谷のナウシカ』。稀代の造形作家として、世界に多くのファンを持つ竹谷隆之さんらが作成した造形物をもとに、映画に登場する“腐海”を表現しています。
圧巻のクオリティーで作られた王蟲、大王ヤンマ、ムシゴヤシなどが待つ空間に魅了されること間違いなし!
スタジオジブリ作品のポスターの中に飛び込んで主人公気分に!
『魔女の宅急便』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『猫の恩返し』『崖の上のポニョ』のポスターの中に飛び込んで、主人公のように撮影できる新しい展示空間も登場。まるで架空のスタジオに迷い込んだような場所で、作品の主人公になった気分が楽しめます!
さらに、宮﨑駿監督が描いた『千と千尋の神隠し』のイメージボードをもとに、2014年に制作された湯屋「油屋」の模型も登場!工芸職人が映画のシーンを何度も見返し、手作業で作り上げられています。高さ約3mで表現された「油屋」は迫力満点です。
この展覧会でしか手に入らないグッズも盛りだくさん!
展示を堪能した後はグッズショップへ!1997年から2009年の金曜ロードショーのオープニングを飾った“フライデーおじさん”のグッズをはじめ、この展覧会でしか購入できないグッズが勢ぞろい♪
EDITOR SETO
金曜ロードショーの歴史に触れながら、スタジオジブリ作品の魅力を余すことなく知れるチャンス!三重県初登場の「ジブリの幻燈楼」は、思わずうっとりしてしまう美しさです。見どころ満載の本展にぜひ足を運んでみてください!
金曜ロードショーとジブリ展
開催期間
2025年1月31日(金)~4月11日(金)
場所
第1会場/三県県総合博物館(MieMu)3F 企画展示室
(三重県津市一身田上津部田3060)
第2会場/三重県総合文化センター 2F 第1ギャラリー
(三重県津市一身田上津部田1234)
🄫Studio Ghibli
※掲載内容は2025年3月時点の情報です
※価格は税込み表記です