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『子犬のしつけ』絶対すべきではない8つのNG行為 愛犬の安全や健康を守るために知っておくべきこととは

わんちゃんホンポ

子犬のしつけで絶対すべきではない8つのNG行為

子犬のしつけは生後2〜3カ月から始めます。その中で、つい飼い主さんがやってしまいがちなことや、絶対にすべきではないNG行為をピックアップしました。

この中に心当たりのある内容があれば、今後のしつけのやり方を改める機会を持ってみてください。

1.名前を呼んで叱る

つい名前で呼んでしまいたくなるほど可愛い子犬ですが、叱る時は使わないようにしましょう。その理由は、子犬が名前に対してネガティブな感情を持つ可能性があるからです。

名前は犬の呼び寄せに有効なツールですが、名前を呼んで叱るとこの先反応しなくなるかもしれません。つい名前で叱ってしまう人は、今後注意してくださいね。

2.家族の接し方がバラバラ

家族みんなで子犬の世話をする家庭は、しつけに一貫性を持たせましょう。その人によって「ポチ」「ポチちゃん」などと名前の呼び方が違ったり、しつけとは関係のないタイミングでおやつを食べさせたりなど、接し方がバラバラだと子犬は戸惑ってしまいます。

また、甘やかす家族が1人でもいるとしつけが身につきにくく、成犬後の問題行動につながるおそれもあるため注意が必要です。

3.暴力や暴言を与える

子犬のしつけは毎日続くため、イライラすることも多々あるものです。そんな中で、暴力や暴言のような体罰でしつけを行うのは絶対にやってはいけません。

犬は飼い主さんに褒められるために、一生懸命しつけを覚えようとします。そこで体罰があると大きなストレスになり、飼い主さんに対する信頼感も失うでしょう。

ぜひ叱るしつけではなく、褒めるしつけに切り替えてください。ある程度しつけを覚えるまでは、子犬を自由に行動させるのではなく、ある程度行動範囲を決めて叱らなくて済む環境を整える工夫をするのが大切です。

4.甘噛みを放置する

子犬は歯の生え変わる時期に入ると、むず痒さから甘噛みが激しくなります。クッションやタオルなどは誤飲誤食のおそれがあるので、子犬用の安全なおもちゃを与えましょう。

また、人間への甘噛みは絶対に放置しないでください。少しでも噛んだらその場を離れるのが有効です。

「やめて!」などと大声で叱っても、子犬は好意的な反応だと受け取る場合があります。ますます興奮を助長しかねないので、無反応でその場を離れるようにし、甘噛みを許すような行動はしないようにしてください。

甘噛みを放置すると、噛み癖のある犬に成長してしまいます。一度ついた噛み癖は直すのが大変なので、子犬のうちからしっかりしつけるように心がけましょう。

5.トイレトレーニングをしない

子犬が生後2カ月ごろからトイレトレーニングを開始しましょう。「まだ早いから」と後回しにすると、部屋のあちこちで粗相をする犬へと成長してしまいます。

食後や遊んだ後など、子犬が排泄をするタイミングを観察し、そわそわし出したらトイレの場所へ行くのを促しましょう。何度も失敗を繰り返しても叱らずに、成功したら「いいこ!」と褒めてあげてください。

6.犬の要求吠えに応じてしまう

子犬の「遊んで」「おやつちょうだい」などの要求吠えに応えるのはNGです。将来的に、無駄吠えに悩まされる犬に成長するおそれがあります。

子犬が吠えてもそれに反応は示さず、「吠えてもいいことは起こらない」と学習させましょう。気持ちをそらすために、「まて」「おすわり」のコマンドを出して、できたらおやつを与えます。

犬の無駄吠えを避けるには、興奮する前にクールダウンさせるのがポイントです。子犬のうちから吠え癖をつけないためのトレーニングを重ねていきましょう。

7.社会経験をさせない

子犬の予防注射などがひと通り済んだら、積極的に散歩に連れ出して、飼い主さん以外の人やほかの犬と触れ合う機会を作りましょう。

犬の社会化は子犬時代に形成されやすく、不足すると恐怖心や警戒心が高まる傾向があります。犬の体に触れたり色々な音を聞かせながら徐々に社会性を身につけておくと、動物病院での診察やペットホテルに預ける際にも問題が起こりにくいです。

ただし、犬のタイプもさまざまなので、愛犬の性格や体調に合わせて進めてくださいね。無理にほかの犬と仲良くさせようとすると、逆効果になるおそれもあります。

8.長時間の留守番

子犬のうちから短時間の留守番トレーニングを行うのは可能ですが、長時間家を開けるのはNGです。生後3カ月頃の子犬であれば、長くても3時間以内を目安にしてください。

最初は15分程度別の部屋に隠れて、飼い主がいない状態で過ごすことに慣らしましょう。この時、子犬に自由行動をさせるのではなく、ケージの中に入れて危険のない環境を整えるのが大切です。

ペットシーツを噛んで口に入れてしまう危険もあるため、留守番に慣れていない子犬はまだまだ目が離せない年齢であることを思い改めましょう。

まとめ

子犬のしつけは飼い主さんにとって苦労の連続ですが、その中でつい間違った行為を行わないように注意しなければなりません。ぜひ今回解説したNG行為を参考にしながら、これからのしつけにお役立てください。

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