~無限の可能性を持つ鹿の魅力~ 丹波市にある『無鹿リゾート』でお得な鹿肉「お昼のコース」を味わってきました 丹波市
丹波市にある古民家『無鹿リゾート』で栄養・ボリューム満点、お得な鹿肉「お昼のコース」を取材してきました。
同店は舞鶴若狭自動車道「春日」出口より約10分、春日町下三井庄に位置します。2010年に日本初の鹿肉料理専門店として開業された同店。豊富な知識と経験に裏付けされた技術力とパイオニアとしての探求心を以て、美味しい鹿肉料理が提供されます。
お店の中へ入るとほんのり木の香りがし、窓から見える農村の風景に癒されます。「無鹿リゾート」という店名は、鹿の持つ“無限大”の可能性と、ラテン語で音楽を意味する“ムジカ”を合わせて名付けたそうです。
鹿肉は漢方の世界では「薬肉」として重宝されるヘルシーな食材で、低カロリー・低脂質でありながらたんぱく質が豊富です。疲労回復・貧血防止・免疫力向上・食欲増進にも効果的な鉄分も豊富で、血中コレステロール値を下げる働きがあるDHAも含まれています。
さらに鹿肉のコラーゲンは、他の動物に比べてアミノ酸の粒子が小さく、体内に吸収しやすいと言われており、美肌効果も期待できます。
こちらが本日いただく「お昼のコース」の前菜9種盛りです。彩り豊かな鹿肉、四季折々の丹波の野菜のメニューが楽しめます。
中央に配されていたのは「鹿のもも肉」。鹿肉は初めて食べましたが、くさみがなく、あっさりしていて癖になるお味です。工夫が詰まったレンコンのピザや、チリソース和え、じゃがいもの韓国風もそれぞれ美味しく、お口に世界が広がっていくようでした。
パンには鹿のムースがペーストされていました。カリッとしたパンに濃厚な鹿の味がマッチしていて、ワインに合いそう♪
こちらは「しょうがとじゃがいものスープ」。甘いじゃがいもと後味のしょうがが喉にやんわりと刺激を与え、全身を優しさで包み込んでくれます。
こちらは本日のメイン。たっぷりの鹿肉に心躍ります。ご飯は丹波産の赤米と白米。さあ、思う存分鹿肉を堪能します。
こちらは「鹿肉のロース蒸し焼き」。お好みでしょうが、塩、ゆず、赤ワインソースを付けていただきます。分厚い鹿のお肉は、噛めば噛むほど口の中に広がり、全身に無限大のパワーがみなぎります。
こちらは珍しい「鹿肉のタンのハム」です。なめらかな舌触り、深い味にほっぺたが落ちます。からっと揚げられたすね肉も香ばしくGOOD!鹿の”ムジカ”のメロディーに心も身体も満たされました。
ドリンクは「自家製しょうがシロップのジュース」を選択。デザートの「冷やしぜんざい」は寒天、ミルク、抹茶のパンナコッタ、黒豆きなこ、あんこが添えられており、これだけでも注文したくなる美味しさでした♡
同店では、よりゆったりと特別な時間が過ごせる1日2組限定の宿泊プランもあります。満天の星空の下に眠り、朝靄の中で目是めることができます。愛犬との宿泊も可能でドッグランも完備。家族そろって最高の思い出作りができそうですね。
場所
無鹿リゾート
(丹波市春日町下三井庄1017-1)
営業時間
ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー 18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日
水曜日、木曜日
駐車場
専用駐車場15台