湯豆腐やおでんにも! 「ドルニエ・ムードナルドスクルーフ・シュナンブラン 2021」 ~輸入元に聞いたお鍋に合う南アフリカワイン⑦
WOSA JAPAN(南アフリカワイン協会)は2024年10月22日、南アフリカワインの試飲商談会「DISCOVER SOUTH AFRICA 2024」をArk Hills Club(港区赤坂)で開催した。
今回はその中から、輸入元のマスダの担当者が湯豆腐やおでんに合うと紹介する「ドルニエ・ムードナルドスクルーフ・シュナンブラン 2021」を紹介する。
ドルニエ・ムードナルドスクルーフ・シュナンブラン 2021
ドルニエ(Dornier)は、南アフリカを代表する銘醸地ステレンボッシュで2004年に設立されたワイナリー。輸入元のマスダは、このワイナリーを「数ある南アフリカワインの中でも‟新世界ワインの常識を覆すワイン”と称されるほど、最も繊細で美しいエレガントなワインを生産する代表的なワイナリー」と紹介している。2000円台前半の「ココアヒル」シリーズは、1本当たり50円が現地の教育支援基金に充てられている。
マスダの担当者は、このワインについて「濃厚なシュナンブランで、古樹を使ったプレミアム系のワインです。海鮮鍋全般にも合いますが、柔らかい湯豆腐やおでんにもぴったりです」とすすめてくれた。
3種類の土壌で育ったぶどうを、収穫後に全房でプレス。古いフレンチオーク樽で発酵させた後に、澱と共に熟成させている。可能な限り手を加えない醸造で、ムードナルスクルーフのテロワールを表現しているとのこと。
おでんや湯豆腐に合うというのも納得の、優しい和食のだしに寄り添うような果実味と酸味のバランスで、キレイという単語がぴったりのワインだ。複雑さと、余韻に若干の苦味があり、ついつい食事と共にグラスに手が伸びてしまうワインだと感じられた。
【味わい】
花、熟したナシや白桃、パイナップルなどの香り。フレッシュで爽やかな酸、凝縮した果実味で豊かなフルーツの風味。やや濃厚で滑らか、クリーミーな口当たりで、エレガントに仕上がっている。ボディは程よく、ドルニエらしい酸と果実味のバランスが良い。シュナンブランの中でもより濃厚かつ高品質なアイテム。料理:シーフード、豚肉、鶏肉、中華・アジア系料理など。
(マスダの商品紹介より)
品種:シュナンブラン
タイプ・味わい:白・辛口
アルコール分:14.5%
産地:ステレンボッシュ
参考小売価格:3400円(税別)