【神】長崎水産食堂の『メガ盛り海鮮丼』が最高すぎた! バスで50分かかるけど行く価値は絶対にある!!
正直に申し上げて数カ月前まで「長崎県」のことをよく知らなかった。「出島」「軍艦島」「長崎ちゃんぽん」くらいは存じていたものの、ふわっと「異国情緒があるんでしょ?」ほどのイメージしか持ち合わせていなかったのだ。
だがしかし、つい先日長崎で3泊ほどして来たところ、長崎は海鮮が美味しくて有名なんだとか。ならばとリサーチして辿り着いた『メガ盛り海鮮丼』が最高すぎたのでご紹介したい。
・縁が無かった街
これまで長崎県と縁が無かった私は、数カ月前まで長崎が「坂の街」であることさえも知らなかった。実際に訪れてみないとわからないことが多いのは、何も長崎に限った話ではあるまい。
そんな私が長崎県に出かけることになった際、まず調べたのがグルメ。長崎グルメといえば「ちゃんぽん」「トルコライス」「ミルクセーキ」くらいは知っていたが、その他はよくわかっていなかった。
・海鮮が美味しいらしい
ところがどっこい、長崎市は「さしみシティ」として売り出すほど海鮮が美味しいらしい。確かに長崎市の中心部から見える海も非常にキレイで、街では海鮮系の飲食店を多く見かけた。
そうか、長崎は海鮮が美味しいのか。だったら美味しい海鮮をたらふく食べたい! 可能ならコスパも良さげで!! ……とリサーチしていたところ、辿り着いたのが『長崎水産食堂』である。
・魚市場にある食堂
調査によると長崎水産食堂は「長崎魚市場」の中にある食堂とのこと。これまでテレビ等のメディアで幾度となく取り上げられている有名店だそうだ。
魚市場で食べる海鮮丼なんて鉄板に決まっているではないか。難点があるとすれば長崎市の中心部からはやや距離があること、そして14時には店が終わってしまうことがあるが、それでもこれは行くしかあるまい。
というわけで、朝8時前にJR長崎駅前から路線バスに乗り「長崎魚市場」を目指す。ネットには「40分ほど」とあったが、実際には50分くらいはバスに揺られていた。
で、到着した長崎水産食堂の看板には誇らしげに「インターネットでお馴染みの長崎水産食堂」と書かれていた。そこはかとなく漂うローカルな雰囲気がとてもイイ。
・要注意
さっそくお店に入ると……ありました。お目当てのメガ海鮮丼が! 実は長崎水産食堂の営業開始は6時なのだが、仕入れの関係で海鮮系のメニューが朝一からは無いらしいのだ(9時くらいが目安のよう)。
その場合、泣く泣くカツカレーを食べるハメになっていたが、これで一安心。お目当ての「メガ海鮮丼(2150円)」に「鯛のあら汁(400円)」を付け、しばし料理が到着するのを待った。
やがて目の前に現れた海鮮丼はまさにメガ! デカい!! その大きさは通常サイズの海鮮丼と比較すると明らかで、正直「食べ切れるかな……?」とやや不安になったことを告白しておく。
……が、結果的にはメガ海鮮丼を瞬殺! この日はタイ・ブリ・カツオ・アジ・サーモン・きびなご・タコなどが乗っていたが、どれも新鮮で激ウマ!! ブリはコリコリどころかゴリゴリですわ!
中でもきびなごはメチャメチャ美味しく、気付けば丼は空になっていた。鯛のあら汁もとんでもないウマさで、往復で2時間くらいかかることも全く後悔しない圧倒的なウマさであった。
・神
もちろん長崎の中心部で食べた海鮮も美味しかったが、朝っぱらから魚市場で食べる海鮮丼はまた格別。私の記憶に「長崎は海鮮が美味しい街」と刻むには十分すぎる優良店であった。
とにもかくにも、長崎を訪れることがあればぜひ『長崎水産食堂』も足を運んでみてはいかがだろうか? アクセスが良いとは言えず、ややトラップもあるが、メガ海鮮丼は単なる神である。
・今回訪問した店舗の情報
店名 長崎水産食堂
住所 長崎県長崎市京泊3丁目3-1 A-26
時間 06:00~14:00(海鮮は9時くらいからが目安。早々に売り切れることも)
定休日 日
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.