陸っぱりヒラメゲームで「60cmランカー級マゴチ」がヒット! 本命不発もゲスト連発
週3のペースでヒラメを求め、丸1日釣り歩き続けること1ヶ月。相も変わらずヒラメに見放されている筆者だが、秋シーズンの効果あってか最近はやたらと色んな他魚種に出会えることが増えた。今回はヒラメを狙って苦戦しながらも、色んな魚が活発になり本命が出なくてもなかなかに楽しめた釣行の様子をレポートしよう。
ヒラメを狙ってランガン
もう何度本命のヒラメを狙って空振りしたかわからないが、今回も諦めずヒラメを狙っていく。
東北方面ではもうヒラメのシーズン真っ只中という感じだが、筆者の住む瀬戸内海近辺では、まだ気持ち水温が高くヒラメは釣れてはいるが、激熱なシーズンにはもう少しという感じだ。
ただ、もうそろそろ釣れてくれないと筆者のメンタルが持たないので、今回も秋の実績ポイントを転々とランガンしていく。
秋シーズンは魚の反応が良好
今回のポイントも最近よく通っている実績のあるポイント。この日は潮がいい具合に動いており、ベイトのサッパがかなり入っていて、雰囲気も良好だ。
早速魚の活性を探るため、フラッシング効果が高めなカラーのジグで広く探ってみる。すると早速フォール中にガツンと来るアタリ。その正体はエソ!
最近急にエソの魚影が濃くなり始め、何を投げても反応があるくらい活発なので、秋シーズンの盛り上がりを感じる。
マゴチがヒットで期待度アップ
ジグにはエソしか反応がなく、ひたすらちょっかいを掛けられるだけなので、ルアーチェンジ。ワームに変えフラットフィッシュに高実績のフラッシュJで、レンジをボトムギリギリで探ってみる。
リトリーブスピードを少し遅めにし、じっくり探っていると足元でコツコツとしたアタリ、少しラインを張るとグッとラインが動いたのでアワセを入れる。
そのまま特に引きがあるようでもなく、すんなり上がってきたのは、少し可愛いサイズのマゴチ!本命のヒラメではないが、マゴチがいるということは、ヒラメがいる可能性もかなり高いので、期待度が上がる。
マゴチが連発
その後、港内に外から潮が入り込んで、流れができている場所で再び細かく探ってみる。少し沖にキャストし、今度は少し高めのレンジまでリフト&フォールで探っていると、中層まで跳ね上げた瞬間引った食って行くような強いアタリ、レンジ的にシーバスかエソかと思いつつ、寄せてくると正体はまさかのマゴチ。
普段はボトムで餌を捕食し、あまり浮き上がってくることはないマゴチだが、この時は余程活性が高かったのか、中層まで追ってきて食ってきたのだろうか。
60cmランカー級マゴチ浮上
マゴチの反応は良好だが、なかなかヒラメの反応は貰えず夕方に。夕マヅメチャンスに掛けて実績はないが、潮が良く動き雰囲気がいい場所へ。
日が落ち始めあまり時間がないので、ブレードカスタムジグで沖に大遠投し、広くサーチしてみる。するとまさかの1投目、100m程先にキャストしボトムを取って巻き始めた瞬間、ゴツンッ!!と強烈なアタリ!すかさずフッキングしゴリゴリ巻いてくる。
重量もなかなかながら、かなり力強い引き。ついに良型ヒラメかと期待しつつ必死に沖から寄せてくると、ようやくシルエットが見えてきた。やや細身で茶色の体色、一瞬ヒラメかと思ったが上がってきたのはまさかのゴン太マゴチ!
タモ入れに苦戦しつつ何とかネットイン。夕マヅメのラストチャンスにしてまさかの、60cmのランカークラスのマゴチをキャッチ!
頭はゴツく厳つくそして丸々とした体、このサイズになってくるとアタリも引きもかなりパワフルで滅茶苦茶面白い!
本命不発も満足釣行
そして、筆者にとっての自己記録マゴチでもあった。これまで数多くのマゴチを釣ってきたが、なかなか60の壁を越えられず夢見ていたサイズだったのでとてもうれしい。結局本命には出会えなかったが、久しぶりに満足のいく釣りができた。
<明石健太郎/TSURINEWSライター>