【※公式です】きただにひろしの“低音”が炸裂! 『ONE PIECE』主題歌「ウィーアー!」の『恋するワンピース』公式コラが話題! 「夢?」「頭おかしいw」
『ONE PIECE』の公式スピンオフ作品『恋するワンピース』から、本家『ONE PIECE』のアニメ主題歌のパロディMVが公開され、そのぶっ飛び具合がSNSでバズっているようです。
きただにひろしの低音ボイスが聴ける「ウィーアー!」「ごめーーん…」2曲が配信
11月24日(月・休)、アニメ『恋するワンピース』のミニアルバム「恋ピ」の配信がスタート!
これを受け、本家アニメ『ONE PIECE』で「ウィーアー!」をはじめとしたお馴染みの主題歌を歌うきただにひろしさんがCVを務める“みなみやませまし”の「ウィーアー!」「ごめーーん…」2曲のMVが公開されました。
“きただにひろし”を見事に反転した“みなみやませまし”名義のインパクトもさながら、歌声もいつものきただにさんからしっかり“みなみやま”仕様になっているのがポイント。
きただにさんといえばパーンと張りのある明るい高音ボイスが印象的ですが、みなみやまさんはいつもよりも深く低い声で2曲を歌い上げています。声が低くなっても、あのロングトーンの伸びやかさは健在でさすが! 普段きただにさんの歌ではあまり聴くことのない音域を楽しめるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ちなみに、「ごめーーん…」はアニメ『ONE PIECE』のエッグヘッド編で使用されたオープニング主題歌「あーーっす!」の替え歌。
新たな冒険を予感させる「あーーっす!」と対照的に「ごめーん、ごめーん♪」「なんかごめーん♪」の歌詞が繰り返される悲壮感と、ハイレベルな歌唱が融合したカオスがクセになること必至です。
SNSやYouTubeのコメント欄でも「謝罪の気持ちは伝わりました」「これ真剣にレコーディングしてると思うと面白すぎる」「歌上手いのが本当に草」「ちゃんと声質変えてるのプロすぎ」と感想が寄せられています。
MVのクソコラ加減が話題「笑った」「公式が頭おかしい」
そして、そんなみなみやまさんの歌声に乗せた両曲のMVも注目を集めています。
とくに「ウィーアー!」のMVは本家と変わらないあのオープニング映像が始まったかのように見せかけて、なんとルフィ、ナミ、ウソップの顔がそれぞれ山本海賊王(ルフィ)、小山菜美(ナミ)、中津川嘘風(ウソップ)の顔に差し替えられているではありませんか。
その他の部分は本家の「ウィーアー!」映像と基本的に変わらないので、切って貼ったようないわゆる“雑コラ”“クソコラ”感満載の仕上がりが際立って面白いというバグが発生。
SNSでは、MVを視聴した人々から「え、夢?」「ギリ燃えそうなことを公式がするなw」「頭おかしい(褒めてる)」「みなみやませましでもじゅうぶんなのに雑コラで腹抱えて笑った」「公式がぶっ飛んでるのか懐が広過ぎるのかどっちだ」「この海で一番自由な奴が海賊王だもんな」と感想が書き込まれています。
筆者的には、ルフィ、ゾロ、ナミのスリーショットのカットで山本海賊王(ルフィ)、小山菜美(ナミ)とキメキメの笑顔で並ぶことになってしまったゾロのシーンが不自然すぎてお気に入りです。むしろゾロが『恋するワンピース』に迷い込んでしまったかのよう。
公式でしか許されない非公式具合に『恋するワンピース』作者の伊原大貴さんもXで「作っていただき本当に感謝です。そして改めてなんて漫画を描いているんだと恐ろしくなりました…。」とポストしています。
ちなみに、11月23日(日・祝)に行われたイベント「新千歳空港国際アニメーション映画祭」では実際にみなみやまさんの生歌とMVがさっそく披露されていたそう。イベントに参加したファンからも「素敵な歌声のバックでこのMV流れてるのヤバすぎた」「ハイクオリティなのに雑コラで意味わかんなかった」と感想が寄せられています。中津川嘘風(ウソップ)役の声優・中村悠一さんからもツッコミが入っていたとか。
公式だからこそできるおふざけ具合と、ついつい何度も観てしまうシュール加減、あなたもぜひご堪能あれ。
[文/まりも]