藤枝MYFCのMF岡沢昂星とDF森侑里が語るFC今治戦のポイント!J3琉球時代の対戦経験を生かして今季初白星狙う!
今季初白星を狙う藤枝MYFCの第2節はJ3から昇格した今治とのアウェー戦。開幕戦にも出場したMF岡沢昂星選手、DF森侑里選手はともにJ3琉球に所属した昨季、対戦経験があります。
特に今回の舞台になるアシックス里山スタジアムでの対戦で先制ゴールを挙げた岡沢選手は、C大阪からブラジルクラブに期限付き移籍した時の通訳が今季から今治のコーチに就任した縁もあり「ゴールを取れる予感がします。成長した姿を見せたいです」とクラブのJ2通算100ゴール目を狙います。
3バックの右を担う森選手も「相手を知っている強みはあります」と意気込みました。
MF岡沢昂星「自分がオアシスになる」
ー開幕戦で途中出場。振り返りを。
0−1で負けている状況だったので、セカンドボールを拾って前につなげて、あわよくば自分がゴール前に飛び込むことを意識してピッチに入ったんですけど、相手もすごくうまいので、チームとしても間延びした部分があって、自分の強みである狭いエリアでのコンビネーションができませんでした。
ー狭いエリアでのプレーが持ち味?
そこで受けて前を向いたり、縦に出したり、2列目、3列目からどんどん前に行くことが特長です。2シャドーの後ろから前に関わっていったり、自分がパスを入れてワン・ツーで進入してみたりということを意識しています。
ー開幕戦は杉田真彦選手と松下佳貴選手がダブルボランチを組んだ。2人との違いをどう出すか。
どちらかというと、杉田選手に近いタイプだと思っています。違いを見せるにはやはり得点やアシストで明確な数字を残すこと、さらに守備の部分でも杉田選手くらいがっつりいったり、松下選手のように間、間に顔を出したいです。
「オアシス」という言葉をよく使うんですけど、一度アンカーでボールを持って味方の休む時間を作る役割をしていきたいです。相方となる選手の特長で松下選手と組むなら自分が前、杉田選手となら後ろとどちらでもバランスが取れるので状況を見ながら判断しています。
ー今治とは琉球に所属した昨季、対戦している。
後半の対戦では今治の里山スタジアムで得点を決めているので、自分としては印象がいいです。ピッチも近いですし、スタジアムも新しいので本当に楽しみです。
個人的なことではあるんですが、自分がブラジルのクラブに期限付き移籍していた時に通訳をやってくれた方が今季から今治のフィジカルコーチに就任しました。すごく楽しみです。
当時から3年たっているので成長した姿を見せたいです。得点を取れる予感がしています。J2通算100ゴールを取れればメモリアルですし、歴史にも名を刻めると思います。自分に取ってもステップアップできるチャンスなので結果を大事にしていきたいと思います。
DF森侑里「相手の対策を凌駕する」
ー開幕戦は悔しい結果。今治戦に向けて。
やろうとすることは変わりませんし、それをどれだけ出せるかだけです。相手の対策を凌駕するくらいの圧力、ゴールに向かう姿勢を出せればいいと思います。
ー今治とは昨季もJ3で対戦した。印象は。
琉球に所属した昨シーズンは後期にアウェーで対戦しました。自分たちはプレーオフ、相手は昇格が懸かったタイミングで前半に1点を先行しましたが、10番ヴィニシウス選手が入って雰囲気が変わって1分間で2失点しました。
勢いとか雰囲気で流れをもっていく力のあるチームなので、そうさせない展開にしたいです。相手は前線にパワーのある選手がいますが、自分たちがどれだけゴールに向かってプレーできるかが大事。後ろの選手として、前線が推進力を出せるようにボールをどんどん回収して前に預けるということを繰り返せばチャンスが増えると思います。
ー攻守で鍵になるプレーは。
徳島戦はカウンターで失点してしまったので、カウンターを出される前に食い止めることです。ボール回収やインターセプトが鍵になるかなと思いますし、相手前線のパワーがある選手に何もさせない、何かされる前に止めることが大事です。
攻撃では起点になるパスや持ち上がり、ゴールにつながるプレーをしたいです。自分はどちらかといえばボールの出し手となることが得意ですが、藤枝では上がることも求められるので、前に関わる部分ではやってきたことをどんどん出せればいいと思います。
ー練習ではカウンター、ビルドアップでの失点を防ぐことを意識していた。
徳島戦は、自分たちのスタイルで「失点するならここだ」という部分で取られてしまいました。ここは永遠のテーマだと思うので、どうしのぐかを毎試合やっていきたいと思います。