知らなかった。掃除の効率が上がる「バスマジックリン」の“正しい使い方”「泡が広がるんだ…」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂掃除といえば、「バスマジックリン」を愛用している方も、多いのではないでしょうか。もしかすると、いつもの使い方が間違っているかもしれません。そこで今回は、バスマジックリンの「意外と知らない使い方」をご紹介します。
知らない常識その1.ノズルは“広泡”に変えられる
バスマジックリンのノズルは、2パターン使えることをご存じでしょうか?
多くの方は、この状態のままスプレーしているのではないでしょうか。
じつはこの白い部分、上がるんです!
白いカバーを上げると広泡に切り替わります。
通常は洗剤が部分的にかかりますが、広泡は広範囲に洗剤を塗布できるので、浴槽のお手入れには“広泡”がおすすめです。
掃除する範囲が狭い場合は、通常ノズルを使うなど、上手に使い分けましょう。
知らない常識その2.使用量は“27回スプレー”が目安
お風呂場を掃除するとき、バスマジックリンを何回くらいスプレーしていますか? もしかすると、2~3回スプレーして終わり……という方も少なくないでしょう。
バスマジックリンの使用量は、「1平方メートルあたり約9回スプレー」が目安です。一般的な浴槽の場合、全体にくまなく塗布するには27回スプレー(※)が適量となります。
ちょっと多すぎる……と感じる方もいるかもしれませんが、バスマジックリンはこすらずに泡のチカラで落とす洗剤です。適量を塗り広げることで効果を発揮しますので、1平方メートルあたり約9回を目安に、浴槽の広さに合わせてスプレーしてみましょう。
※浴槽の大きさで変わります。
バスマジックリンを正しく使おう
いつもの使い方が、じつは間違いだった……ということもあります。洗剤の効果をしっかり引き出すために、今一度バスマジックリンの使い方を見直してください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア