【初心者でも失敗なし】いちご大福の基本レシピ。コツを徹底解説!
いちご大福のレシピ
調理時間:30分
いちごの魅力を存分に堪能できる、シンプルないちご大福の作り方です。やわらかい求肥と甘くてコクのあるこしあんが、甘酸っぱくてジューシーないちごの魅力を引き立てます。求肥は電子レンジで簡単に作れ、包み方も意外と簡単なので、いちご大福をたくさん食べたいときや、和菓子作りに挑戦したい方にもおすすめですよ。
材料(8個分)
いちご:8個
白玉粉:80g
砂糖:40~50g
水:100cc
こしあん:160~200g
片栗粉:適量
コツ・ポイント
甘めのこしあんを使う場合は160g、甘さ控えめのこしあんを使う場合は200gを目安にする
白玉粉の半量以上の砂糖を入れて求肥が固くなるのを防ぐ
いちごは洗ってしっかり水気を拭き取る
求肥を伸ばしながらいちごとこしあんを包む
求肥が指につく場合は指先に片栗粉をつける
作り方
いちごはヘタを切り落とし、こしあんは8等分にする
いちごを洗ってキッチンペーパーでよく水気を拭き、ヘタ部分を包丁で切り落とします。切り口を下にしてキッチンペーパーに並べて水気を吸収させます。こしあんは8等分(各20~25g)にします。
※こしあんがやわらかくて作業しにくい場合は、耐熱皿にこしあんを広げ、電子レンジ500~600Wで1分ずつ様子を見ながら加熱し、べたつかないかたさにします。
いちごをこしあんで包む
いちごをこしあんで包みます。ラップにこしあんをのせ、いちごを押し込んでラップで巾着のように包むと簡単に作業できます。
求肥の材料をよく混ぜる
白玉粉、砂糖、水を耐熱ボウルに入れて泡だて器でなめらかになるまでよく混ぜます。
2回に分けて電子レンジで加熱する
ラップをふんわりかぶせ、電子レンジ600Wで1分加熱します。
いったんラップを取り、ヘラで底をかき混ぜます。まだ固まっていなくても問題ありません。
再度ラップをかけて電子レンジ600Wで1分半加熱し、ヘラで折りたたむように混ぜます。白い部分がなくなって、全体が半透明になれば求肥の完成です。
※火の通っていない白い部分がある場合は、再度ラップをして様子を見ながら30秒ずつ加熱してください。ヘラにくっついて作業しにくい場合は、水をつけながら折りたたんでください。
求肥を8等分にする
バットや作業台に片栗粉を多めに広げ、求肥を取り出します。表面にも片栗粉をまぶしてカードや包丁で8等分にします。冷え切ると作業しにくくなるため熱いうちに切り分けます。
求肥でいちごとこしあんを包む
求肥を手にのせてかるく潰して平らにし、いちごの先端が下になるようにこしあんをのせます。
※こしあんを手でつかむと指先について作業しにくくなるため、箸やスプーンでこしあんをのせるのがおすすめです。
求肥の端を中心に持ってくるようにこしあんを包みます。作業しにくい場合は、指先に片栗粉をつけ、作業台に置いて包んでみてください。求肥は千切れにくいため、思い切り引っ張っても問題なく伸びます。すき間がある場合は指先でくっつけてとじます。
とじ目を下にして底に片栗粉をまぶします。表面の余分な片栗粉をはらって完成です。
包み方を変えてアレンジも♪
口を開けているようなかわいいいちご大福の作り方もぜひお試しください。包み方をほんの少しアレンジすれば雰囲気の異なるいちご大福も簡単に作れますよ。切り込みの位置を変えたり、チョコペンや黒いりごまで目をつけたりして、個性豊かないちご大福を作るのもおすすめです。
求肥でこしあんのみを包み、大福上部の求肥をはさみで切り込みます。いちごが入る幅の切り込みにするのがポイントです。
切り込みにいちごを押し込んで完成です。
いちご大福の作り方に関するよくある質問
白あんでも作れますか?
白あんでも同様に作れます。白あんで作ると、いちごの赤色が求肥から透けて見えてきれいに仕上がりますよ。
白玉粉以外でも作れますか?
切り餅やもち粉でも作れます。切り餅で作ると甘さ控えめに仕上がり、もち粉で作ると白玉粉よりコシのある食感で、もち米の旨味を感じられるのが特徴です。
大量に作りたいときのコツはありますか?
大量に作る場合は、いちご全量をこしあんで包んでから求肥の用意をはじめる、片栗粉を多めに出しておく、こしあんを求肥にのせる際に使う箸を用意しておく、など包み作業をテンポ良くおこなえる環境を作っておくのがコツです。
手作りのいちご大福は何日くらい持ちますか?
手作りのいちご大福は日持ちしません。すぐに食べない場合は冷蔵で保存して当日中に食べてください。冷蔵庫で12時間ほど置くと求肥のコシが強くなりますが、問題なくおいしくいただけます。
いちご大福の作り方をマスターしておやつ時間を楽しみましょう
手作りのいちご大福でぜいたくなおやつ時間を楽しみませんか。作り方をマスターすれば、ご家庭でたくさん作って心ゆくまで堪能することも可能です。もし上手に包めなくても、愛嬌のあるかわいらしい見た目にいやされますよ。
つぶあんや白あんで作ったり、いちごの品種を数種類用意したりして、お気に入りの組み合わせを見つけるのもおもしろそうですね。手作りならではのおいしさと楽しさを満喫しましょう。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
ライター:Uli(フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター)