「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデルになった「イトーヨーカドー」の春日部店も閉鎖へ
営業不振が続く総合スーパー「イトーヨーカドー」の撤退店舗が発表されている。セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂は、2025年3月までに「イトーヨーカドー」の全体の4分の1にあたる33店舗を閉鎖する。
すでに、福島県の福島店や郡山店、北海道の帯広店、神奈川県の綱島店などを相次いで閉店しており、9月に入ってからも北海道の福住店や千葉県の津田沼店などを閉店する。
11月24日には、埼玉県春日部市にある「イトーヨーカドー」の春日部店も閉鎖が決定している。春日部店は1972年に開業し、人気漫画「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーマーケット「サトーココノカドー」のモデルとされ、ファンや地元住民から親しまれてきた。春日部市は「クレヨンしんちゃん」の作者で2009年に滑落事故で亡くなった臼井儀人氏が育った街でもある。