Skyfly、英国防省の大型無人航空機プロジェクトにeVTOL機「eHarrier」で参加へ
英Skyflyは、無人eVTOL機「eHarrier」を提案し、UASHLC(無人航空システム大型運搬能力)フレームワークへの参加企業に選ばれた
eHarrierは、Skyflyの一般航空機「Axe」を軍事用途向けに改良したものである。Axeは個人所有を目的とした2人乗りの航空機であり、最近では有人テスト飛行を開始している。
eHarrierはAxeと同様、ヘリコプターのような垂直離着陸性能と固定翼機の効率性やシンプルさを兼ね備えている。それに加え、コストや騒音レベルがヘリコプターや固定翼機よりも低い点が特徴だ。
https://www.drone.jp/news/20241117012906103708.html
また、eHarrierはAxeと同様に完全電動またはハイブリッド電動の構成で使用できる。しかし、Axeと異なり、遠隔操作や自律飛行が可能で、有人ミッションや無人ミッション向けの装備にも対応している。これらのミッションには、兵員の投入、医療搬送、貨物や補給品の輸送などが含まれる。
SkyflyのCEOであるマイケル・トンプソン氏は、次のようにコメントしている。
トンプソン氏:Axeを2人乗りの個人用車両としてリリースした際、既存のUAVシステムと比較して大きな積載能力や航続距離の向上がある無人型に対して、公共および民間の両セクターから大きな関心を寄せられました。MOD(英国国防省)に対してeHarrierの能力を実演する機会を楽しみにしています。
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