【知られざる名所を巡る】布引の滝をさらに進んだ先には「かずら橋」や「貯水池」があった! 神戸市
先日、『布引の滝』(神戸市中央区)へのハイキングに出かけた記者。4つの滝を眺め下山しようと思ったものの、駅や山中に貼られたマップを見ると何やらこの先にも様々なスポットがあるようなのです。
今回はさらに足を延ばし、知られざる名所を周ってきました♪「こんなところに、こんな場所が?!」と思うようなスポットの数々をご紹介します♪
【まずは『みはらし展望台』へ】
雄滝・夫婦滝を眺めた後、『おんたき茶屋』をさらに上へと進んでいきます。滝を眺めながらの食事を楽しみたかったのですが、この日はお客さんが多く席が埋まっていたので断念。
坂や階段を進むと見えてくるのは「みはらし展望台」。神戸の街並みを一望でき、この日も多くの人が訪れていました♪
【徳島・祖谷が有名だが…神戸にも「かずら橋」があった!】
ここで記者はこんな看板を発見。展望台までは比較的多く知られたスポットかと思いますが、ここからさらに進むと『猿のかずら橋』と呼ばれる橋があるようなのです。
神戸にもかずら橋があったなんて初耳でしたが、さっそく行ってみることに。
少し歩くと橋が見えてきました!こんなところにこんなしっかりした橋があるなんて不思議!小さいですが、祖谷のかずら橋を模して造られたものなのだとか。本場のものよりも怖さはないので安心して渡ることができそう。
【美しい景色を見ながら、さらに奥へと進む】
橋は渡らず、さらに奥へ。なんともこの先に“日本最古の重力式コンクリートダム”である『布引ダム』と、神戸市民の飲み水になっている『布引貯水池』があるそうなのです。これまでこんな市街地にダムや貯水池があったことは知りませんでした。
貯水池へ向かう道中にも、美しい自然や滝が流れる景色を楽しむことができます。
中でもひときわ目を引くこちらの「五本松かくれ滝」は、これから向かうダムの放水路として出来た滝。ダムがオーバーフローしたときのみ流れるそうで、この日は流れ落ちる様子を見ることができましたよ♡
【布引ダムと貯水池を一望!】
さらに少し進むとやっと見えてきました!こちらが『布引貯水池』です。緑に囲まれて湖のような穏やかさがあり、この日もピクニックを楽しんでいる人の姿がありました。
この貯水池は神戸水道誕生の地!2006年にはダムと合わせ、「布引水源地水道施設」の一部として国の重要文化財に指定されています。滝とは違った美しさと迫力があり、道のりは長かったものの「また見に来たいなぁ」と思うお気に入りスポットとなりました♡
【帰りは「中間駅」からロープウェイに乗ろう♪】
貯水池から少し山道をのぼると、ロープウェイの駅が見えてきます。帰りはロープウェイに乗車し、ここまで見てきた景色を上から眺めてみるのがおすすめ♡
「思った以上に上までのぼってきたんだなぁ…」と思いながら景色を眺める時間となりました。神戸のことをさらに知るハイキングへ出かけてみてはいかがでしょうか。
場所
●みはらし展望台
(神戸市中央区葺合町字布引遊園地)