ポン・ジュノ監督新作、ロバート・パティンソン主演『ミッキー17』2025年2月7日日本公開決定 ─ 死んで何度も蘇る危険ミッション描く
『パラサイト 半地下の家族』(2019)ポン・ジュノ監督作、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)ロバート・パティンソン主演のSF映画『Mickey 17』が、邦題『ミッキー17』として2025年2月7日に日本公開となることが決定した。予告編映像が届けられている。
人類発展を使命に掲げる巨大企業の下、主人公のミッキー(ロバート・パティンソン)は、命を落としては新たな身体で何度も再生する究極のミッションに就く(実は契約書をよく読まなかったから)。開発チームの先鋒として、そして人類の先鋒として、前人未到の氷の惑星で、文字通り異常で危険な冒険に巻き込まれていく。
死ぬ前の記憶とともに何度も蘇り、自殺同然の危険任務を繰り返す主人公。しかしある日任務から帰ると、なんと次のコピー体が出現してしまっていた……。どちらかしか生き残れない状況を、「俺」と「俺」はどう切り抜けるのか?
原作は、本来は一人しか居られないはずの自分自身が同時に複数存在し、自らの存在を考察するという点で哲学要素を含むかと思えば、意外にもSFエンタメに徹する話運びが心地よい。SFでは定番であるクローンものに新たな魅力をもたらした良作だ。映画鑑賞前に読んでおくのもオススメ。
エドワード・アシュトンによる小説「ミッキー7」(早川書房)を実写映画化。主演ロバート・パティンソンの他、共演はナオミ・アッキー(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)、スティーブン・ユアン(『NOPE/ノープ』)、そしてアカデミー賞助演女優賞候補にもなったトニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』)、マーク・ラファロ(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)ら。
『ミッキー17』は2025年2月7日に日本公開。