濃度によって保存期間が異なる!「めんつゆ」の“正しい保存方法”と“余った時の裏ワザ”
めんつゆは、そうめんなどの麺類を食べるときに欠かせない方も多いのでは? じつは、めんつゆは種類によって保存期間が異なることは知っていますか? 今回は料理研究家で冷蔵庫収納アドバイザーの島本美由紀さんに、「めんつゆの保存方法」と「残っためんつゆの裏ワザ」を教えていただきます。
教えてくれたのは……島本美由紀さん
家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」、エコの観点から食品保存や冷蔵庫収納を提案する「食品ロス削減アドバイザー」、「冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー」として活動しYouTube「島本美由紀のラク家事CH」では家事がラクになるアイデアを発信中。
最後までおいしく使い切ろう
今日まずご紹介するのは、「めんつゆ」正しいの保存方法です。めんつゆにはストレートタイプと濃縮タイプがあります。この2つは、保存期間が異なるのでぜひ覚えてください。
【保存方法】しっかりとキャップを閉めて
めんつゆとはかつおだしとしょうゆ、みりん、砂糖をベースに作られた調味料のことです。うどんやそばなどの麺料理全般の汁に使えるほか、どんな和食にも応用ができます。そのまま使えるストレート、水で薄める濃縮タイプがあります。
開栓後はしっかりキャップを閉め、空気に触れると酸化で風味が変わり雑菌の繁殖にもつながるので、必ず冷蔵室で保存してください。
【濃度別】開栓後の保存期間
めんつゆは濃度で開栓後の保存期間が違います。それぞれの保存期間は、
・ストレート……開栓後3日間
・2倍濃縮……開栓後2週間
・3倍濃縮……開栓後1か月
ストレートタイプは濃縮タイプに比べて塩分濃度が少ないので、傷みやすく風味も落ちやすいのです。
【裏ワザ】使い切れないときは製氷皿で冷凍を
早めに使い切れなければ、製氷皿に入れて冷凍してください。めんつゆ氷にして、冷たいつゆに加えることで、最後まで冷たく、かつ汁が薄まらずにおいしくいただけます。塩分が多い濃縮タイプは固まりにくいので、薄めてから冷凍してください。
今日は、「めんつゆの正しい保存方法」と「ちょっとした裏ワザ」をご紹介しました。みなさん、よかったら試してみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター