小学生から一般まで、さまざまな編成で出演 1月25日にニューイヤーバンドフェスティバル
吹奏楽や管弦楽に取り組む小学生から社会人までの約600人が一堂に会し、昨年1年間の練習の成果を発表し合う「第27回ニューイヤーバンドフェスティバル2025」が、1月25日(土)に開かれる。会場は山口市民会館(山口市中央2)で、時間は午前9時半から午後4時半ごろまで。山口市、山口県吹奏楽連盟山口地区、山口市文化振興財団の主催で、入場無料。
ディズニーやジブリなどのスクリーンミュージック、本格的なクラシック曲、ポップスなど、さまざまな曲が演奏される。出演するのは、小学校4校(上郷、井関、小郡南、小郡)、中学校9校(小郡、鴻南、秋穂、阿知須、宮野、大殿、大内、平川、山口大附属山口)、高校5校(山口県鴻城、中村女子、山口農業、西京、山口)、山口ブラスソサエティ、山口県立大吹奏楽団BLAZE、山口大吹奏楽部の21団体。さらに、小郡地域の児童・生徒で構成される「小郡合同バンド」による演奏もある。また、2024年12月に開かれた「第47回全日本アンサンブルコンテスト山口県大会」で金賞を受賞し、2月の中国大会に出場する山口大OB吹奏楽団(フルート三重奏)と小郡中(管打八重奏)によるステージも披露される。
「小学生から一般までの幅広い世代が、吹奏楽、オーケストラ、マーチングなどさまざまな編成で出演する。各団体による個性あふれる演奏を、ぜひ聞いてほしい」と同館は来場を呼びかけている。
このコンサートは、「市民コンサート」から吹奏楽・管弦楽部門が独立した形で1996年1月にスタート。中高生にとっては、3年生が引退し、1、2年生が中心となって臨む「新人演奏会」の位置づけにもなる舞台だ。また、前身となる「市民コンサート」は、音楽コンクールで優秀な成績を収めたり熱心に音楽活動を続けたりしている山口市民を招いてピアノ演奏や合唱などの名演奏を再現してもらおうと、1974年から毎年3月に開かれている。