砂の前半戦王者を決める【帝王賞】で過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」に入ってしまった不幸な1頭とは!?
宝塚記念で悔しい騎乗となったレジェンド武豊に「帝王賞」では追い風が吹く!? 過去10年データから勝つ確率の高い馬を弾き出す!
宝塚記念が終わり、競馬界も折り返しに入ったなと思うのはまだ早い!!
6月26日に砂の前半戦王者を決める「帝王賞」が大井で開催される。このレースが終わってこそ競馬の折り返しに入ると言っても過言ではないだろう。
地方競馬場で開催されるレースとは言え、1着賞金8000万円と破格の設定であり、そのため砂の猛者達が集結する。
どの馬が帝王の椅子に座るのか? 過去10年データから勝つ確率の高い馬を弾き出していこう!?
①馬齢
4歳馬がトップの4勝を挙げ、次に来るのが6歳馬の3勝、5歳馬の2勝と続き、7歳馬の勝利はないが8歳馬が1勝を挙げている。
この結果から、勝ち馬は4歳から6歳馬が中心である。
そのため、勝つ確率は4歳馬が25%、5歳馬と6歳馬が20%、7歳~8歳馬が10%、9歳馬以降を0%とする。
②前走クラス別
砂の前半最大のレースという事もあり、やはり格が必要な事がデータから判明した。
その内容とはGⅠ級レースを走った馬が6勝を挙げ、次に結果も残しているのはGⅢ級を走った馬で4勝を挙げている。そのため前走で地方重賞やOPレースを走った馬には出番が無いと見ていいだろう。
以上から、GⅠ級を走った馬を勝つ確率25%、GⅢ級を走った馬が15%、GⅡ級を走った馬を5%、地方重賞やOPレースを走った馬を0%とする。
③前走着順別
前走を勝った馬が4勝とトップの成績を残している。この次に結果を残しているのが3着だった馬で3勝。さらに5着だった馬が2勝、最後に7着だった馬が1勝を挙げている。
前走着順別の成績を見て一つ気づいたのが奇数番の着順だった馬が勝っているという事である。しかも成績が良かった馬の方が、勝ち数が多い事も判明した。
そのため、前走で1着だった馬を勝つ確率25%、3着だった馬を15%、5着だった馬を10%、7着以下の奇数着番だった馬を5%、偶数着順だった馬は0%とする。
④枠番・馬番
枠での最多勝は3勝を挙げた4枠となっている。この次が3枠と8枠で、それぞれ2勝を挙げている。これとは逆で全く勝てていない枠が6枠と7枠となっている。
そして、細かく馬番で見てみると過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」の存在が確認出来た!!
その馬番とはキングズソードが入った12番である!! キングズソードを狙っていた方にとっては非常に不吉なデータを突き付けられた恰好となった。
以上の結果から、ここでの勝つ確率は4枠に入った馬を25%、3枠と8枠が15%、1枠、2枠、5枠を10%、勝ち馬が出ていない6枠と7枠、それと死の馬番の12番は0%とする。
結論
この4つのデータから、最も勝つ確率が高かった馬は!?
それは勝つ確率75%を獲得した⑤ノットゥルノと弾き出された!!
果たして、宝塚記念ではドウデュースに騎乗して悔しい結果となった武豊騎手が⑤ノットゥルトと砂の前半戦最大のレースで帝冠を掴むことが出来るのか!?
発走は、6月26日の大井競馬場11レース、20時10分発走予定。