「217名が参加!」忠彦丸シロギス釣り大会で26cm良型キスが登場【神奈川】
8月25日(日)、東京湾金沢八景(漁港内)の忠彦丸で、年に一度のビッグイベント『忠彦丸シロギス釣り大会』が開催された。参加は217人で10隻に分乗し、シロギス1尾の全長(各船横取制)で競った結果、26cmを釣り上げた坂部鉄太さん(金沢区)が見事優勝した。
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忠彦丸でシロギス釣り大会
5時ごろから受け付け開始し、順次1号~10号船に乗り込む。
7時45分、準備が整った船から離岸。私は前川悟史船長が舵を取る1号船に乗船。右舷11人、左舷12人の布陣。職場仲間のグループや親子、ファミリーから常連までさまざまなファンが参加。
八景島前で10隻が待機し、撮影のあと8時に全船フルスロットル。各船長思い思いのポイントを目指す。
1号船は航程5分ほどの真沖の灯標周りのポイントに到着。船長から「いいですよ!」の合図でスタート。
開始早々アタリ連発
ガレ場のポイントで型狙いだったが本命のアタリがもらえず、船長は富津方面へ向かう。ここではすぐに本命からのアタリが連発し、あちこち歓声が上がった。
左舷ミヨシ寄り~胴の間には会社仲間30人で参加し、各船に分かれたうちの6人が乗船。キス釣り、船釣りとも初めてで、レンタルタックルで挑むミヨシ4番の山野英幸さん(戸塚区)が初めてのキスをキャッチし満面の笑み。
5番の阿部竜史さん(鶴見区)も良型をキャッチ。3番の戸塚区の熊谷啓太くん(10才・小5)はお父さんの崇信さんのサポートで、初めてのキスをキャッチ。
後方で歓声が上がり7番の今国皐維さん(磯子区)に良型本命と賑やか。
同舷大ドモは、普段は同宿の湾フグなどさまざまな釣りを楽しんでるという中塚晋吾さん(海老名市)が胴突き1本バリで入れ掛かりを披露しツ抜け。
その隣は昨年も参加した佐野忠文さん(都筑区)と植木裕視さん(中野区)。この2人も胴突き1本バリで良型を手にしている。
ファミリーで楽しむ
右舷胴の間では、鹿野ファミリー(町田市)のお父さんが大活躍!
佳之さんがエサ付けから投入までをして、竿を各自に手渡してサポート。娘さんの愛紗さん(小5)、蒼さん(中3)、妻の礼奈さんらは一荷も交えて数を伸ばしている。
同船には仲乗りの西山奄希さんがオマツリほどきや初心者にはレクチャーするなど参加者をフォロー。
土産ができたところで船長は大型狙いで、朝イチのポイントへ。のち野島防波堤周りをくまなく探索。右舷トモ寄りの職場仲間と参戦した百瀬隆一さん(相模原市)は、普段は湾フグにはまっているが、大会は初参加で良型を手中。
25cm級も登場
大ドモでは、植野忠一さん(港北区)が良型をキャッチ。
ミヨシでも鈴木智弘さん親子が吹き流し仕掛けでコンスタントに釣り上げている。
雅勝さん(吉川市)もヒット。
左舷ミヨシの出口邦彦さん(鎌倉市)はツ抜けとなる19cmをキャッチ。その後、熊谷啓太くんに大型がヒット。無事取り込まれた。その場で測ると25cmに届きそうなサイズで大歓声。
検量&表彰式
13時にストップフィッシング。港では、すぐに各船最大魚候補の検量がおこなわれ、閉会式へ移行。2位までが表彰された。
優勝は9号船(黒川悠輔船長)の坂部鉄太さん(金沢区)で26cm。天ビン2本バリ、ミキイト・ハリスとも1.5号、ハリは赤バリ8号を使用し、横浜沖で数釣り。50尾上げた中での会心の1尾。準優勝は4号船(杉本英夫船長)の北山千恵子さん(旭区)が25.7cmで滑り込んだ。1号船の啓太くん(24.9cm)は惜しくも入賞を逃した。
抽選会は豪華賞品が取り揃えられており、参加者全員に何かしらの景品が手渡されて盛況のうち閉会した。
<週刊つりニュース関東版 岩下和弘/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年9月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。