離婚しないけど一緒に過ごすのも嫌だ…そんな夫婦が選ぶ「家庭内別居」の原因・実態は?
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気になりませんか?
今回は、なかなか聞けない“家庭内別居に至った原因”を教えてもらいました。
仮面夫婦の実態! 家庭内別居になった原因5選
夫婦としての関係は終わっているのに、離婚も別居もしない2人。家庭内別居する羽目になった原因はさまざまなようです。
1. 夫の不倫が発覚した
「結婚して2年目で夫の不倫が発覚。それから4年、家庭内別居をしています。
離婚しない理由は、夫と不倫相手が一緒になる可能性があるから。それなら窮屈でしんどい地獄のような結婚生活を味わわせたいと思い、家庭内別居で夫婦を続けています」(36歳・販売)
離婚してしまえば夫が不倫相手と一緒になるかもしれません。そうなれば不倫していた夫と相手が幸せになるため、それだけは回避したかったそうです。
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2. 生活リズムが違う
「仕事の都合上、生活リズムが真逆なんですよね。だんだんお互いのストレスになって毎日喧嘩! ご近所からクレームが来るほど、大喧嘩を繰り返してました。
だから自然と家庭内別居になっていきましたね。1階が私、2階が夫のスペースになり、ってます。それが普通になってしまったせいで、会話もゼロ。
喧嘩がないだけいいですが、シェアハウスみたいになってます」(41歳・看護師)
生活リズムが違うと、些細な音でも気になったり相手にイライラするもの。喧嘩を回避するため家庭内別居を経て、その生活に慣れた今は他人と家をシェアしているような感覚になっているといいます。
3. 義母がやってきた
「私に相談も許可もなく、夫が勝手に義母をうちに連れてきて『今日から同居するから』と言ってきたのが発端です。
それまでは夫とうまくいっていたんですけどね。義母がやってきたことでギクシャクして、家庭内別居せざるを得なくなりました」(43歳・一般事務)
他にも「夫の妹が急にやってきた」など、突然の第三者“乱入”で家庭内別居に至ったケースは少なくありませんでした。
4. お金でトラブル
「いつもお金のことで喧嘩していて、『誰の金で飯を食ってるんだ』とまで言われたので、『それなら生活を別にしましょう』という話から家庭内別居になりましった。
それから半年、問題なく生活できていますが、夫はどうしても気に食わないみたい」(37歳・会社員)
生活を完全に分けるために家庭内別居を選択したパターン。「養ってやっている」「1人ではなにもできないくせに」と言われたら、このような決断もアリかもしれませんね。
5. 家庭内別居が前提の結婚
「うちは別に夫と仲が悪いとか、なにがあったとかありません。夫が他人と生活することに抵抗があり結婚を渋っていたんですが、『家庭内別居でもいいなら結婚する』と言うのでそれに同意したまでです」(39歳・アパレル)
家庭内別居が条件の結婚であるため、2人にとっては普通のこと。このような不仲ではない家庭内別居も存在するんですね。
終わりが見えない問題を抱える夫婦が多い!
相手への恨み、生活リズムのズレ、親との同居など、家庭内別居をしている夫婦は終わりが見えない問題を抱えているケースが多いようです。
中には円満な家庭内別居もありましたが、どちらにしても“家庭内別居でないと成り立たない関係”であることには変わりないのかもしれません。
(恋バナ調査隊/ライター女子部)