【ハンパねぇ】名古屋で勢力拡大中『カフェ ヨシノ』のモーニングタイムにダッシュした結果 → 「いっそ間に合わなければよかったのに」
名古屋駅から東海道本線で1駅「尾頭橋」というところへ来た。最近名古屋で勢力を拡大しつつあるらしい喫茶店『カフェ ヨシノ』のモーニングを食べるためである。「名古屋といえばモーニング」なんて、今さら説明は不要ですよね。
本来ならアクセスがいいのは「名駅店」だったのだが、そこは “昼以降、居酒屋に変身する” という特殊な店舗である模様。よって尾頭橋駅からほど近い「山王店」まで足を伸ばしたというワケだ。モーニングタイムは11時まで。はよせな……!
と思った数十分後。私は「急がなくてよかった」と知ることになる。
・ヨシノ着
尾頭橋駅の改札を出ると、あまりにノドカな光景が広がっていた。
名古屋駅からタッタ1駅離れただけでこの郊外感。名古屋って思ってたより住みやすいところなのかもしれないな。
ものごっつギリギリのトンネル! 夜通ったら怖そう!
この上を電車が通過するってヤバくないか? 名古屋では普通の光景??
……とかやってる場合ではない。時刻はもうすぐ10時半をまわるところ。ここまで来といてモーニング食えなかったではシャレにならん。はよせな。
はい、こちらがカフェ ヨシノです!
って死ぬほど行列してるゥウ!!!!
・死ぬほど行列してた
ちなみにこの日は土曜日。休日の朝から喫茶店がこんなに混むこと、ある? 名古屋って喫茶店天国のはずですよね? もっとこう、分散とかしないのか? それともヨシノの人気が爆発しているというの……?
店内を見渡しながら順番を待つ間に、この店では「10歳までなら税込100円でモーニングが食べられる」こと、「モーニングのテイクアウトができる」ことなどを知った。ちょっとビックリしちゃったのだが、名古屋では普通のことなのだろうか?
かくして「もうダメか」と諦めかけた10時57分……
すべり込み着席!! セーフである!!!
「ドリンクを頼めばモーニングセットが無料でついてくる」というおなじみのパターンのほか、追加料金を払えばホットドッグやサンドイッチ等をお得に注文することもできる模様。
ドリンクの種類が極めて豊富だ。あとどれもこれも非常に映えている。
・苺のティーでオシャレにキメて
長考の結果、イキって『ストロベリーパッションティー』(普通サイズ580円)なるものを注文してみました。
セットは小倉トースト( + ゆで卵)。本当はバタートーストの気分だったけど、ここ名古屋だから雰囲気重視で。
フッカフッカの厚切りトースト。「あれ? 小倉トーストのアンコってこんな感じだっけ?」と思ったところで、過去に小倉トーストを数えるほどしか食べたことがないと気づく。サラッとしてやや酸味がある感じ。
ストロベリーパッションティーはもっと酸味つよつよだった。「ストロベリー」と言われてこれほど甘くないヤツが来るパターンもあまりない。小倉トーストをチョイスしておいて正解だった。この組み合わせ、オススメ!
・おや……?
他にもカフェ ヨシノには様々なフードメニューが取り揃えられている。
カレーが名物だったりするらしい。おいしそうだけど今日は無理ぃ。
某コ◯ダへの対抗意識を感じずにいられない『マウンテン』なるスイーツも気になる。シフォンケーキに生クリームをたっぷりのっけたものらしいぞ。うおーーー食いてー!
それから、他には……
ん?
『アフタヌーン』……だと?
・甘すぎた下調べ
な、なんと! カフェ ヨシノでは14時〜17時の間をモーニングならぬ『アフタヌーン』タイムと定義し「ドリンクを頼めばシフォンケーキorコーヒープリンが無料でついてくる」らしいのである。え、何そのサービス? 名古屋では普通のことなのか?
さらに……
な、なななんと!!! 17時〜22時の間を『ファイナルサービス』タイムと定義し、あまつさえ「ドリンクを頼めばクリームぜんざいorミニカレーが無料でついてくる」らしいのである!!!! これが名古屋で普通のことなのかどうかは置いといて……
夜に来ればよかったァ……!
要するにカフェ ヨシノでは11時〜14時のランチタイムをのぞく全ての時間帯で、ドリンクに何かしらのサービスフードがついてくるらしいのだった。マジか。並ぶ。並ぶよ、そりゃあ。近い将来、カフェ ヨシノが名古屋の覇権を握る可能性は大いにありえると思った。
無理してモーニングにダッシュしてきたことはもちろん無駄ではなかったのだが、この事実を知っていたなら、私は無理せず夜に来店しただろう。そして夜カレーを食べたことだろう。食べたかった……!
とはいえ、また名古屋へ来る理由ができたことは間違いない。次こそ食べるぞ夜カレー!
参考リンク:カフェ ヨシノ
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.