【実録】ママ友に“マウンティング”と思われてしまった後悔エピソード #4「返す言葉もなく……関係終了」
そんなつもりはなかったけれど、ふと口にしたことで「マウンティングされた」と受け取られてしまったらショックですよね。
マウントの感覚は人それぞれで、自分にとっては何でもないことでも、その人にとっては悪い衝撃になる場合もあります。
その人の状態がわからないときほど、思わぬ一言がマウンティングと取られる場面は多いもの。
どんな内容がマウンティングと思われてしまったのか、ママたちに聞いた実録エピソードをご紹介します。
「あるママ友と疎遠になったのは、夫が転職に成功した話をしたのがきっかけです。
夫はある職種に就くことをずっと目指していて、資格を取るために勉強してきました。
生活があるので本意じゃない仕事でもがんばって続けてくれていて、感謝しています。
そのママ友の旦那さんは、夢などはないけれど勤めている会社に不満を持っているのは聞いており、お互いに『転職先があればね』なんて愚痴を言い合うのがストレス発散の一つだったのは確かです。
夫が無事に試験に合格し、やっと望んでいた仕事ができる会社へ転職が決まったとき、ママ友に打ち明けたら『あ、抜けるんだ』と真っ先に返されて驚きました。
『抜けるって、どういう意味?』と尋ねたら、『夫はいい会社に転職しますって、底辺から抜けるってことだよね』と低い声で言われ、返す言葉もなくて……。
彼女にとっては夫の転職の報告はマウンティングであり、自慢に聞こえたのだろうと思います。
そんなつもりは決してなかったけれど、夫の夢が叶ったことを喜んでもらえることもなく、このママ友とはそれきり連絡を取っていません」(38歳/セールス)
ママ友の表現の強さにも驚きますが、女性の夫の転職が叶ったのは努力をしたからで、決してラクに歩んだ道ではありません。
それを素直に喜べないママ友の気持ちもわかりますが、転職の成功をマウンティングに受け取っても、自分がつらくなるだけではないでしょうか。
つらい環境にあれば人の成功を祝福するのは難しいときもありますが、こんな返し方は、自分が損をするのではと感じます。
(ハピママ*/弘田 香)