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キャサリン皇太子妃、ウィンザー城で会議を主催 がん治療終了を報告後に初めての公務

Techinsight

7月にウィンブルドン選手権最終日に出席したキャサリン皇太子妃。今月にはがんの治療を終了したと報告した(『The Prince and Princess of Wales Instagram「Great to be back at @Wimbledon!」』より)

キャサリン皇太子妃(42)が、がんの治療が終了したことを公表して以来、初めての王室公務に復帰した。王室行事を記録する「コート・サーキュラー」によると、皇太子妃は英ウィンザー城で、幼児期に関するプロジェクトの会議を主催したという。記録によると、皇太子妃が会議を開くのは、昨年12月以来、9か月ぶりのことだ。今後は公の場での公務への復帰が期待されており、今年中には2つのイベントに出席する予定だと報じられている。

【写真】昨年12月、ウェストミンスター寺院で行われたクリスマス礼拝でのキャサリン皇太子妃

キャサリン皇太子妃は9日(以下、現地時間)にケンジントン宮殿の公式SNSを通して動画を公開し、がんの化学療法を終了を報告した。

映像は、キャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子(42)とジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)との家族5人で夏の休暇を過ごす様子を捉えたもので、バックでは皇太子妃が語りかける声が流された。

がんの治療を終えた皇太子妃が17日に王室公務に復帰し、英ウィンザー城で幼児期に関するプロジェクトの会議を主催したことが明らかになった。

キャサリン皇太子妃はウィリアム皇太子と運営するチャリティ財団「ロイヤル・ファンデーション」を通して幼児期に関するセンター「The Royal Foundation Centre for Early Childhood」を設立し、幼児期の重要性に対する理解を広める活動を行っている。

同センターでは、生後から5歳までの子ども達が経験することが、依存症など今日の最も困難な社会的課題といかに直接的な関係があるかを研究している。

皇太子妃はセンターでの活動に情熱を注いでおり、今後も幼児期の重要性をずっと訴え続けると伝えていた。そのため彼女はがんの治療終了後初の仕事として、このプロジェクトを選んだとも考えられる。

王室メンバーの公式行事を記録する「コート・サーキュラー」には、「ザ・ロイヤル・ファンデーションの共同後援者であるウェールズ公妃は、本日午後、ウィンザーでアーリーイヤーズの会議を開催した」と記載されている。

会議には、同センターのメンバーやケンジントン宮殿のスタッフが出席し、皇太子妃とプロジェクトについて話し合ったという。

「コート・サーキュラー」の記録によると、皇太子妃が会議を主催したのは、昨年12月6日に開いた「ロイヤル・ファンデーション」の会議以来、9か月ぶりとなる。

今回の会合はプライベートで行われたが、キャサリン皇太子妃は今後数か月は公の場での仕事を徐々に行いながら、公務に復帰するとみられている。

英紙『The Sunday Times』が今月報じたところによると、皇太子妃は2つの行事に参加を希望しているそうだ。ひとつは11月にロンドンのホワイトホールで開催される戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」で、王室メンバーと一緒に参列することを望んでいるという。

さらに12月には、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われるクリスマス礼拝への出席も希望しているそうだ。皇太子妃が主催するクリスマス礼拝は恒例行事として定着しており、収録されたイベントは毎年のクリスマスイブに英ITVで『Royal Carols: Together at Christmas』と題して放送されている。

将来の王室公務については正式に発表されていないが、ある情報筋は英メディア『The Telegraph』の取材に対し、今後は軽いプログラムや少量の仕事などをこなしながら、可能な限りの公務に参加する予定だと語っている。

画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Great to be back at @Wimbledon!」「Such a special evening with @earlychildhood here at Westminster Abbey」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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