上越市が大雪災害警戒本部を設置 中山間地を中心に積雪増加
新潟県上越市は2025年2月6日、今季最も強い寒気の影響で4日から大雪に見舞われていることから、八木智学副市長を本部長とする大雪災害警戒本部を設置した。大雪災害警戒本部の設置は2023年1月以来2年ぶり。
市によると、東頸城地域など中山間地を中心に市内で積雪が増加していることから、市民生活の安全確保に万全を期すため設置した。
6日午前9時時点の市内各地の積雪は、大手町74cm、安塚区総合事務所171cm、安塚区須川320cm、浦川原区総合事務所107cm、大島区総合事務所215cm、大島区菖蒲320cm、牧区総合事務所175cm、牧区棚広新田374cmなどとなっている。
市では各部局や総合事務所に対し、最新の気象情報や降雪状況に注視して市民生活の安全確保を最優先に対応することや、市民に対し除雪作業中の事故に十分注意するよう呼びかけることを徹底した。
新潟地方気象台によると、強い冬型の気圧配置は8日かけても続く見込みで、県内は9日にかけて平地も含めて大雪となる所がある。7日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で上越の平地で30cm、山沿い80cm、8日午前6時までの24時間の予想降雪量は上越の平地で40cm、山沿い70cm、更に9日午前6時までの24時間降雪量は上越の平地で20cm、山沿い70cmと予想されている。
▽上越市内各地の降積雪量(上越市HP)( https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/douroka-yuki/snowfall.html )