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東広島市でひろしま県央競歩大会が開かれ全国から156人が出場し健脚競う

東広島デジタル

東広島運動公園陸上競技場で健脚を競う出場者(撮影・山北)

 東広島市制施行50周年を記念した第28回ひろしま県央競歩大会2024(同実行委員会・同市陸上競技協会主催)が11月24日、東広島運動公園陸上競技場(同市西条町田口)で開かれ、36都府県と台湾から計156人の選手が出場し健脚を競った。
 大会は、男女別の16部門。選手らは、常にどちらかの足を地面に着けて歩き、地面に足が着いた瞬間から地面と垂直になるまで膝をのばした状態で歩くという競歩のルールに従い、1周400㍍のトラックを歩いた。

男子一般5000㍍に出場し優勝した旭化成の川野選手(左)(撮影・山北)

 10月に開催された日本選手権35㌔㍍競歩で世界新記録を更新した旭化成に所属する川野将虎選手(26)が、男子一般5000㍍に出場し、19分06秒81で大会記録をマークし優勝した。川野選手は「18分台を狙っていたが、課題が残る結果だった。課題を持ち帰り次に生かしたい」と悔しがった。男子一般3000㍍など3種目に出場し、3000㍍を13分31秒81で優勝した大阪陸協の出羽賢太朗さん(31)は「1㌔㍍4分30秒のペースを何とかキープして歩くことができた。社会人ではベストタイムで、大阪マスターズでも更新できる」と喜んでいた。
 同大会は全国的にも珍しい競歩種目のみをトラックで実施する公認競技大会で、2017年度には、日本高校新記録も誕生した。(山北)

プレスネット編集部

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