愛猫があなたに一生懸命『話しかけてくる』ときの心理3選 鳴き続けるときの対処法も
猫が一生懸命話しかけてくるときの心理
1.お腹が空いた・構ってほしいなどの要求
ごはんの時間が決まっている場合、その時間が近づいたり、過ぎたりすると「ニャーン」と伸ばすように飼い主さんに向かって話しかけてきます。置き餌にしている場合は、お皿のごはんを食べきってしまいおねだりしているのかもしれません。
ごはんと同じように遊ぶ時間が決まっていると「遊ぼう」と鳴いてアピールすることもあります。ちょっと寂しい、寒いから膝の上に乗りたい、といった要求で猫が話しかけてくることもあります。窓から外を見たいからドアを開けてほしい、トイレをきれいにしてほしいなど、要求はそのときによってさまざまです。
2.見ていてほしい
猫は単独行動をする動物ですが、飼い主さんに「ついてきてほしい」「見ていてほしい」という理由で話しかけてくることがあります。ごはんを食べているところを見ていないと食べない猫や、トイレに入るときに呼びに来る猫もいます。
筆者の家で飼っている先住猫も、新入りの子猫が来たころはトイレに入ると邪魔をされることがあったためか「トイレに行くから新入り猫が邪魔しないように見ていて」と家族を呼びにきていました。
3.ストレスがたまっている
運動不足、遊び足りないなどの状況が長く続いてストレスがたまると「ナオーン」と低く大きな声で飼い主さんに鳴いて訴えるようになります。
動物病院に行った後など、猫にとって嫌なことがあり、気持ちが落ち着かないときも飼い主さんに向かって不満そうに鳴くことがあります。
鳴き続けるときの対処法
先回りして対応するようにする
ごはんを早めに準備してすぐに出せるようにするなど、猫が本格的に鳴き始める前に対応するようにすると要求なきを予防できるでしょう。
ごはんは、自動給餌器や、転がすと中に入れたフードが出るなど知育トイを使用すると猫を待たせることが少なくなります。知育トイは遊びやストレス発散にも役立つと言われているので、遊んであげられない、遊びの時間を十分にとれないときにも役立ちます。
過度に鳴くときは無視をすることも
鳴くと構ってもらえると学習した猫もいます。鳴きやんだら要求に応えるようにして、少しずつ猫に覚えてもらいましょう。夜中や早朝に猫に話しかけられて困るという場合は無視をして「この時間は構ってもらえない」と覚えてもらうようにします。
よく観察する
なぜ鳴き続けるのかわからないときもあります。筆者の家で飼っている2匹の猫もずっと鳴いているときがありますが、そうしたときは猫の後ろをついて歩いたり、横に並んで猫に合わせて歩いたりします。
それだけで満足してくれるときもあれば、トイレの前のソワソワだったことがわかったときもありました。いつも以上に観察してみるとわかることがあるかもしれません。
まとめ
猫が飼い主さんに話しかけるのは信頼関係があるからです。ごはんの催促、遊びたいなどの理由があり、それを飼い主さんにアピールしています。鳴き続けるときは、先回りするようにしてみましょう。
時には無視をすることも必要です。鳴いているときの猫の気持ちが素早く分かってあげられるようになりたいですね。