【男9と女ヒトリで……?】母、初キャンプ!ワクワク準備しているけど……?#4コマ母道場
みなさんは大勢の男性の中に女性が1人でいることをどう思いますか? たとえば複数人の男性の中に1人だけ女性が混ざって旅行する場合。もし私が女性の親なら止めると思います。たとえ信頼関係がある間柄だったとしても、集団心理の怖さやお酒が入ることで状況が変わるかもしれない可能性があるからです。自分の身を守るためにもリスクがある決断に踏み込まないことが大事だと思うのです……。
驚きのキャンプ
【編集部コメント】 ナオさんのお母さんは、キャンプに興味があったようです。しかし、アウトドアに興味がない家族の中で我慢していたのだとか。そんなときに職場の人たちにキャンプに誘われて嬉しかったようです。自然を感じながら食べるご飯は確かに美味しいですよね。みんなとワイワイ過ごすひとときを、お母さんも感じたいと思ったのでしょう。
10人でキャンプ
【編集部コメント】 ナオさんは自分たちのキャンプにお母さんを誘ったことはありませんでした。お母さんは興味がないと思っていたからです。そんなお母さんのはじめてのキャンプ……聞いてみてびっくり。なんと男性9人に、女性はお母さん1人だというのです。「キャンプが楽しみだ」と喜ぶ母の声を聞いて、ナオさんはお母さんの危機管理能力の低さを疑いました。
心配なのは私だけ?
【編集部コメント】 ナオさんは心配しています。普段は気のいい人でも、お酒が入れば変わるかもしれません。同性が多いと気が大きくなる人もいるかもしれないし……。何よりキャンプだと逃げ場がないと思うのです。キャンプに行くと決めたお母さんも、ニコニコ笑顔で送り出そうとするお父さんも、のんきな旦那も、ナオさんはすべてを「ありえない!」と思ったようです。
どう思う?
【編集部コメント】 「母が男性9人女性1人のキャンプに行く」とナオさんが話題にすると、まず上がったのは「女性だから呼ばれたのではないか」という声。料理をしたり、細やかな気配りをしたり、給仕を目的として呼ばれたと推測しています。たしかに一理あるのかもしれません……。でも本当にそうなのでしょうか。
大丈夫……?
【編集部コメント】 ナオさんの職場の女性たちは、ナオさんが心配していることに同意してくれました。キャンプにいって、テントも一緒ということは、ホテルに泊まりに行って部屋が一緒だということと同義。なおかつ、脱衣室などがきちんと常設されていないキャンプ場も想像できます。女性1人で参加するには、あまりに無謀なのではないかとナオさんは思うのです。しかも、女性1人で男性陣のキャンプに行くとなると、不倫などの疑いがかかる可能性があることもわかりました。
キャンプ終了
【編集部コメント】 お母さんはナオさんが心配していたような、嫌な目にあうことはなかったようです。ナオさんの取り越し苦労でしたね。しかしこれで一安心かと思いきや……。お母さんはキャンプ自体は楽しかったそうで「また行きたい、次も誘われている」と意気込んでいました。お母さんが楽しんでいるのは嬉しいのですが、もっと身の安全を考慮したうえで楽しめないものか……頭を悩ませるのでした。
私は大丈夫
【編集部コメント】 ナオさんは男性の中に女性が紛れ込むことの危険性や、キャンプ中に起きそうな事件を例にあげてお母さんに今の状況の危険性を理解してもらおうとしています。しかしお母さんは、危険がない確信があるのか、それとも危険に無頓着なのか、ナオさんの注意を受け流すだけ。理解してくれないお母さんに、ナオさんの口調も少しずつ荒くなっていきます。
おじさんとおばさん
【編集部コメント】 お母さんはナオさんの言葉に理解を示したようです。しかし長年の親子関係。ナオさんはお母さんがその場を収めるために納得したふりをしたと判断しました。もうナオさんにはお母さんを説得できる言葉はありません。だから、ここは最後の頼みとばかりに、お母さんではなくお父さんを説得することにしたのです。
父がなんとかして!
【編集部コメント】 男性ばかりに囲まれたキャンプで、お母さんが不快な思いをするかもしれません。または、もしかしたらキャンプで発展して男女の仲になってしまう可能性もあります。今の状況で考えられるのはいろいろな「最悪」の場面。それを回避するためにナオさんは奮闘しているのです。
落ち着いた母
【編集部コメント】 お母さんは、キャンプが楽しめれば行く相手は誰でもいいのです。お父さんはそんなお母さんの性格を分かっていましたが、アウトドアをする気になれなかったようです。しかしナオさんの必死の説得があり、実際に出向くと、とても充実した時間を過ごせたのだとか。結果、お父さんお母さんに新しい共通の趣味ができました。このまま夫婦仲良く過ごせれば、ナオさんの心配もなくなりますね。