『トロン:アレス』10月10日、日米同時公開決定 ─ 15年ぶり新作、音楽はナイン・インチ・ネイルズ
『トロン』シリーズ最新作『トロン:アレス』 が、2025年10月10日に日米同時公開となることが発表された。日本版の特報映像とティザー映像が届けている。
1982年に公開された『トロン』は世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した記念碑的作品。デジタル世界の草分け的映画が、2025年に甦る。
オリジナル版は、デジタル世界に送り込まれた天才コンピューター・プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく物語で社会現象化。その28年後の2010年には続編『トロン:レガシー』が公開。青白く輝くネオンを基調とした、かつて誰も見たことがなかった、当時最先端の究極の映像体験は多くのファンを魅了。ダフト・パンクが手掛けた楽曲も大きな話題となり、映画の枠を超えたセンセーションを巻き起こした。
その後、『トロン』シリーズはゲームにも展開され、フロリダのマジックキングダム・パークでは、本シリーズに登場するバイク“ライトサイクル”のアトラクションも登場するなど、今もなお多くの人々に影響を与える世界的な人気コンテンツの一つとなっている。
前作の公開から15年。これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へ侵入する様子を描いてきた『トロン』シリーズだが、本作では“デジタル世界”の高度な人工プログラム、アレスが現実世界に襲来する。
映像では、パトカーを真っ二つにしてしまうほどのレーザー光線を放つ赤いライトサイクルや、現実世界の上空に突如現れた、赤く光る巨大な物体が現実世界に襲来し、人々がその恐怖に震え上がる様子が見て取れる。
人々の目を惹きつけるようなスタイリッシュなビジュアルも大きな見どころ。モダンで、未来感のあるデジタル世界の様子や、ライトサイクルのように、赤いレーザーを放ちながら飛び交う戦闘機。人型のプログラムが形成され、命が吹き込まれる描写など。CGIの技術で世界を圧倒してきた「トロン」ならではの映像美も堪能できそうだ。。
高度な人工プログラム“アレス”役を演じるのはジャレッド・レト。“アレス”とは、ギリシャ神話では戦の神を指す言葉だ。
本作を手掛けるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)、『マレフィセント2』(2019)などでメガホンを取ったヨアヒム・ローニング。ダフト・パンクに代わって本作で楽曲を担当するのは、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)、『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)、『ソウルフル・ワールド』(2020)などで、音楽を手掛け、(R)作曲賞など数々の賞を受賞したトレント・レズナーとアッティカス・ロス率いるナイン・インチ・ネイルズが担当する。
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革新的な『トロン:アレス』は2025年10月10日(金)日米同時公開。