滑って転んで、はっけよい! 寺野遊雪まつり開催
雪に親しむイベント「寺野遊雪まつり」が、9日(日)上越市板倉区寺野地区で開かれ、子どもたちが雪の土俵で取り組みをしました。
このイベントは、雪で外出する機会が減るなか楽しく集まるきっかけを作ろうと、毎年 寺野地区の住民たちが企画運営しています。コロナ禍を経て去年2年ぶりに復活しました。
盛り上がったのは雪上相撲です。取り組みは雪で作った土俵で行ないます。
取り組みをおもしろくするため、両足の靴をビニールで包み、滑りやすいようにします。参加したのは地元の小学生です。
「雪上相撲や福まきが楽しみ」
「雪上相撲は滑ったけど倒せて嬉しかった」
このほか、集まった人たちはソリやタイヤのチューブで斜面を滑ったり、屋台でおでんや焼き鳥などを買って楽しんでいました。
「地区には1~2人暮らしが多い。こういうところに来て若い人から元気をもらう」
「去年雪遊びを子どもたちがしていて楽しそうだったのでことしも来た。みんなで協力しあって盛り上げていていいと思う」
また、1年の健康を願ってお菓子をまく「福まき」が行われました。
寺野遊雪まつり 古澤公男実行委員長
「雪を逆手にとって楽しもうと開催している。実行委員会の年代もあがっているが、がんばってやっている。地域外の方も寺野地区に目をむけるきっかけになれば」