玉ねぎと鶏肉だけ!たった2つの素材で出来る冬の激うま鍋レシピ
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
ゲストは、中国出身の料理研究家のウー・ウェンさん!きょうは、栄養たっぷりの鍋/スープ料理を教えていただきました!
さっと煮ただけの玉ねぎが美味しい! 「玉ねぎと鶏もも肉の鍋」
材料(2~3人分)
・鶏もも肉1枚
・玉ねぎ2個
・粒こしょう15粒
・酒1/2カップ
・水2と1/2カップ
・粗塩小さじ1/2
調理手順は
1.鶏もも肉をひと口大に切って水からゆでて、アクをよけて取り出し、 水気を切ります。
2.鍋にその鶏肉と粒こしょう、酒、水を入れて中火にかけて、 煮立たせたら弱火にして蓋をし、12分煮ましょう。
3.玉ねぎは皮を除き、繊維を断ち切るようにスライサーで薄切りにして、 鍋に乗せていきます。透明感が出たら粗塩で味を整え、火を止めて完成。
タンパク質と野菜のふたつの素材でできる気軽な鍋で、 鶏もも肉をきちんと湯通ししてアクを除けば、すっきりきれいなスープになります。 さっと煮ただけの玉ねぎのおいしさも、この鍋自慢の味!
毎日を助けてくれるクイックスープ 「長ねぎの焦がしスープ」
材料(2~3人分)
・長ねぎ1本
・醤油大さじ1と1/2
・黒酢大さじ1/2
・水3カップ
・粗挽き黒こしょう少々
・太白ごま油大さじ1と1/2
・のり少々
調理手順
1.長ねぎを1cm幅の斜め切りにします。
2.鍋に太白ごま油と長ねぎを入れて中火にかけ、長ねぎに焦げ目がつくまで じっくり焼きましょう。
3.長ねぎの香りが出たら醤油、黒酢を入れて煮立たせて、 香りが出たら水を注ぎます。煮立たせたら、黒こしょうでさらに香りをつけて 火を止め、のりを乗せて完成。
長ねぎは優秀なだし素材で、おいしい大白ごま油でじっくり焦げ目をつけたら、 あっというまにできてしまいます。 卵を入れたり、豆腐を入れたり、応用も自由自在!
ほろほろの口当たりとまろやかさで体を温める 「カリフラワーの豆乳鍋」
材料(2~3人分)
・小さめのカリフラワー1個
・水1カップ
・豆乳2カップ
・粗挽き黒こしょう少々
・粗塩小さじ1/2
調理手順
1.まずはカリフラワーの芯に切り込みを入れます。
2.鍋に水とカリフラワーを入れて火にかけ、煮立たせたら弱火にして蓋をし、 10分蒸し煮にします。
3.豆乳を加えて、再び煮たせて、吹きこぼれないように蓋をずらし、 さらに7~8分煮ます。粗塩で味を調え、黒こしょうをふって完成!
カリフラワーが出回る冬の初めにぜひ!
料理研究家/ウー・ウェン
中国・北京市の出身。1990年に来日。 医食同源が根付いた中国の家庭料理とともに、中国の暮らしや文化も伝えており、 ウー・ウェン クッキングサロンを主宰。 今年11月に出版された著書では、 毎日食べても飽きがこない手軽で健康的な鍋とスープを紹介。毎日食べても飽きがこない手軽で健康的な鍋とスープを紹介。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)