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大原沖の船イサキ釣りで半分以上の人が規定数50尾を達成!【千葉・ニビヤ吉栄丸】

TSURINEWS

イサキキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)

今シーズン好調な外房大原沖のイサキ。連日トップは規定数の50尾とクーラー満タン。6月9日(日)、同港のニビヤ吉栄丸から釣行。大釣りを堪能することができた。

外房大原沖でイサキ釣り

周囲が明るくなった4時すぎに山口廣船長の操船で出港。僚船とともにポイントを目指す。沖へ進むに連れて船団はバラつき、はるか彼方に散っていく。ポイント到着後、船長から20mのタナ指示が出てスタート。

イサキ狙いのタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)

仕掛けはハリス1.75号3mの3本カラーバリ。基本的にエサは付けないが、食い渋り時などは一番下にオキアミを付けることもある。

期待を込めて第1投。海面から22mまでビシを下ろし、シャクりながら20mのタナに合わせる。すると、右舷ミヨシでヒット。続けてミヨシ2番、胴の間の私と連発。上がってくるのは30cmオーバーの良型。この釣りは追い食いをさせダブル、トリプルにするのが数釣りのコツ。

規定数達成(提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)

しかし、待ち過ぎると口切れで、最初の1尾がバレることもある。タイミングの見極めが大事だ。型がいいので1尾でもかなりの重量感があり引き心地は満点。

このあと、モーニングサービスとばかり、ほぼ全員が取り込んでいる。ダブルもあるが、水面でポロリが多い。食い方が浅いのか、1尾、1尾確実に上げていくほうがいいようだ。

数釣りを堪能(提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)

時折35cm超の大型も顔を見せて、通称・ウリンボと呼ばれる小さいサイズは交じらない。まさに数を釣って楽しむのがイサキ。ヒラメやマダイのように一日数回しかアタリがないこともある釣りとは大違いだ。

良型交じりで数釣り

当日は松戸市の宮崎恒さんが幹事役で、会社の同僚や仕事関係の合計7人が乗船。中でも宮崎さんは一番の腕前らしく、良型マダイやメジナ、クロメバルなども上げて規定数に到達。

イサキゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)

右トモ2番の網代祐介さんは、イサキ釣りは初めて。船に酔わないか心配していたが、思わぬ入れ食いタイムがあり、終わってみれば50尾。

右トモの中根祐二さんは宮崎さんと同様の腕前。こちらも余裕で規定数に到達。左トモの谷上達哉さんは外房の洗礼を受けて、途中ひと休み。それでも30尾以上は上げており、「これだけ大きければ十分」と満足顔。

良型イサキ手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)

朝トップを切った右ミヨシの中野英明さんは、手堅く30尾以上。ゲストにメジナをゲット。1kg超級が交じり、いい土産になったようだ。

左ミヨシの篠崎一也さんは規定数に数尾足りなかったようだが、とにかく型がいいのと、メジナを釣って大満足のようだ。

メジナも登場(提供:週刊つりニュース関東版APC・坂本康年)

当日のタナは深くても23m。浅いところで海面から12m。大原沖を熟知する山口船長のポイント選びが冴え渡ったようで、どこを攻めても空振りなし。一時小型が交じったが、すぐにポイント移動。10人中、6人が50尾と上出来の一日だった。

なお、同宿では希望があればオニカサゴやキントキ五目にも出船する。

<週刊つりニュース関東版APC・坂本康年/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年6月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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