”愛でたい”ひな人形展 鎌倉国宝館で開幕
鶴岡八幡宮境内にある鎌倉国宝館で2月1日から、特別展「雛人形―目出度い愛でたいひなまつり」が始まった。
平安時代にまで起源がさかのぼるといわれる3月3日の桃の節句。江戸時代には、年中行事として定着し、享保雛が流行した。今回の展示では、享保雛(国宝館・河内家旧蔵)や古今雛(国宝館・小西家旧蔵)、雛段飾り(国宝館・阿部家旧蔵)、五人囃子(手塚家蔵)など約50件を見ることができる。蒔絵やガラス、陶器で精巧に細工されたミニチュアの調度品類も見どころの一つ。
毎週水曜日午前10時30分からは、学芸員による展示解説を実施。予約不要。入館料は一般500円。鎌倉市民・市内在学と分かるもの提示で無料に。
会期は、3月16日(日)まで。午前9時から午後4時30分まで(入館は4時まで)。休館は2月24日を除く月曜日と25日(火)。
(問)同館【電話】0467・22・0753