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【札幌】かわいい!クマ好きにはたまらない…北海道内各地の作品が集結 くまクラフト展「くまの棲2025」

Sitakke

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北海道民にとって、ヒグマはこわい存在でもありますが、「木彫り熊」に代表されるように、自然の豊かさの象徴として親しまれてきた存在でもあります。

札幌には、毎年多くの人が立ち寄る「くまクラフト展」があります。
リアルなもの、かわいいもの、木製、真鍮製、革製、陶器、絵画、食品まで…北海道各地から多様な作品が集結します。

イベントの魅力や、込めた思いを、主催者に聞きました。

連載「クマさん、ここまでよ」

【この記事の内容】
・くまの棲2025とは
・多様な作品の例
・体験コーナーも、動物としてのクマを学べる取り組みも
・WEBショップも限定オープン
・主催者からのメッセージ&イベント詳細

くまクラフト展「くまの棲2025」

「くまの棲2025」は、3月18日(火)から23日(日)まで、札幌市中央区大通西13丁目の札幌市資料館2Fギャラリー1で開催されます。
午前10時から午後7時まで(最終日午後6時まで)で、入場は無料です。

北海道各地のくまクラフトが集います。
6周年を迎える人気イベントで、ことしは過去最多の43組が参加します。

北海道では木彫り熊が伝統的に親しまれてきましたが、ゆる~いかわいい木彫り熊など新しいデザインのものも生まれて、ブームが再燃しています。

「熊吉屋」さんの木彫り作品

くまの棲にも、こんなかわいい木彫り熊のブローチが登場予定!

「lampan」さんの革製作品

革製のクマポシェットもあれば、絵画もあります。
羊毛フィギュア、アクセサリー、キャンドル、がま口、木製家具、食器、本、陶芸作品、焼菓子など、本当に様々!

小林龍一さんの絵画

イベントを主催するのは、くまクラフトを手がける店のひとつ、札幌の「闇月創房(やみつきそうぼう)」さん。
真鍮作家の逸見茂樹(へんみ・しげき)さんと、妻の和栄(かずえ)さんが営むお店です。

「闇月創房」さんの真鍮作品## 体験コーナーも

気に入った作品があればその場で買うことができますが、それだけではありません。
体験コーナーもあるんです。

Progressive Candle(プログレッシヴキャンドル)さんの「くまリングドーナツcandleづくり」

くまのキャンドルづくりや、レザークラフト、くまデザインのボディペイントやネイル体験など。くまのお名前ハンコを作家さんが目の前で手彫りしてくれる実演販売も予定されています。
(※予約優先です。料金や予約状況は各作家のSNSなどからご確認ください)

体験ものの中には、動物としてのクマについて学べるものもあります。

クイズで学べる「ヒグマ検定」。北海道庁の企画で制作したもので、HBCのサイト「クマここ」で、いつでも無料でチャレンジできます。(「クマここ」は、この連載から派生した、クマとの“いい距離の保ち方”を考えるサイトです。)

この「ヒグマ検定」にご自宅で挑戦いただき、最後まで正解すると「合格証」の画面が出て来ます。その合格証画面を、くまの棲会場で見せると、くまの棲カードのプレゼントがあるんです。

逸見さんの「くまクラフトの魅力だけでなく、動物としてのクマとの付き合い方も、伝えられるイベントにできたら」という思いから、「クマここ」に声をかけてくださいました。

一番簡単な「ここだけは!」編だけでも大丈夫なので、ぜひこの機に挑戦して、クマの正しい知識を身に着けてくれたら嬉しいです。

WEBショップも限定オープン

さらに、札幌の会場には行けない人にも朗報!
2025年3月21日(金)・22日(土)の午後9時~翌午前8時まで、「くまの棲WEBショップ」も開かれます。

会場では体験コーナーもあり、直接作品を手に取ったり作家さんと話したりできる魅力もありますが、場所や時間の都合で行けない人には、WEBショップという選択肢もあります。

主催する「闇月創房」からのメッセージ

ようこそ、くまの棲へ
ここは、クラフトのくまたちが棲むところ

黒くま・白くま・赤ぐま・白黒くま(パンダ)、金(真鍮)・銀・木彫・陶・布・樹脂・絵本・お菓子…
いろんなくまたち、いろんなクラフト
毎年早春3月、山で冬眠しているくまたちより少し早く、クラフトのくまたちが目醒めます

超絶技巧のくま、可愛いくま、可笑しいくま、いろんなくまクラフトや作家の実演、ワークショップも開催!

北海道で暮らすわたしたちにとって、くまはとても身近な存在です
憧れと畏怖と

あれほど大きな動物が、町のすぐ隣で暮らしているという環境の豊かさに、とても感動いたします

そしてくまは、創作活動においてもとてもステキなインスピレーションをもたらしてくれる存在でもあります

それゆえくまの棲では、くまたちの暮らしについてもっと知り、この豊かな環境を守る意識づけのきっかけの一つでもありたいと思い、クマここさんのご協力をいただいて『ヒグマ検定体験会』を行うこととさせていただきました

豊かな森を守り、人との暮らしの距離を保ち、くまたちが安心して生き生きと暮らせることが、よりよいくまクラフトの創作につながると思っています

くまの棲のくまクラフトが、くまたちの暮らしを守るきっかけにもなれたら嬉しいと思っています

くまクラフト展「くまの棲2025」

くまクラフト展vol.6【くまの棲2025】
・2025年3月18日(火)~23日(日)
・午前10時から午後7時(最終日午後6時まで)
・札幌市資料館2Fギャラリー1(中央区大通西13丁目)
・入場無料
・参加する43組のリストや作品例など詳細は、くまの棲のインスタグラム@kumano.suからご確認ください

くまの棲WEBショップ
・2025年3月21日(金)・22日(土)の午後9時~翌午前8時
・開催当日、ホームページ(https://kumanosu.handcrafted.jp/)からご確認ください

イベントを企画した「闇月創房」の逸見茂樹さん・和栄さんは、HBCラジオで2025年3月9日(日)に放送の「したっけラジオ」にも出演予定です。イベントの見どころや思いについてお話しいただきます。

連載「クマさん、ここまでよ」
暮らしを守る知恵のほか、かわいいクマグッズなど番外編も。連携するまとめサイト「クマここ」では、「クマに出会ったら?」「出会わないためには?」など、専門家監修の基本の知恵や、道内のクマのニュースなどをお伝えしています。

文:Sitakke編集部IKU
2025年3~4月上映の劇場版「クマと民主主義」で監督担当。2018年にHBCに入社し、報道部に配属されてからクマの取材を継続。2021年夏からSitakke編集部。

※掲載の内容は記事執筆時(2025年2月)の情報に基づきます。

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