「世代問わず勇気をもらえる」初公開シーンも含む幕間映像が解禁『パリに咲くエトワール』
20世紀初頭の輝きに満ちたパリを舞台に、画家を夢見るフジコと、バレエに心惹かれる千鶴、日本からやってきたふたりの夢追う少女たちの成長を描く『パリに咲くエトワール』。今最も旬な若手俳優陣が声優を務めることでも大きな話題となるなか、キャスト陣のアフレコ姿や、主演・當真あみのコメントとともに、作品の世界観を華やかに映し出す<幕間映像>が解禁となった。
パリの街並みを背景に
その天真爛漫なキャラクターを印象付けるように、「わたし、フジコ!継田フジコー!!」と、色鮮やかなパリの街並みを背景に、高らかに自身の名前を叫ぶ主人公フジコの笑顔から始まる映像。
初公開となる本編シーンも交えて、画家を夢見てキャンバスに向かうフジコとそれを優しく見守る人々、軽やかにバレエを舞う千鶴の姿などが繊細で温かなタッチのアニメーションで描かれる。
そして、フジコ役の當真あみ、千鶴役の嵐莉菜が表情豊かにセリフを吹き込むアフレコ映像も明かされ、それぞれ個性の異なる二人の少女たちに見事にリンクした声の表現を披露。
「世代問わず勇気をもらえる」と気持ちを込めた當真のコメントからも、まっすぐに夢を追う少女たちの物語に大きく期待が膨らむ。憧れのパリで夢に向かって心弾ませるフジコのように、観る者も思わず心を躍らせてしまうような美しいアニメーションの一コマ一コマと、温かで瑞々しいストーリーだ。
『パリに咲くエトワール』作品概要
<Introduction>
20世紀のパリ。星<エトワール>に手を伸ばすふたりの少女――!
『ONE PIECE FILM RED』の谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也。ふたりのヒットメーカーが手を携えた本作は、困難な時代にあって、諦めることなく星<エトワール>に手を伸ばそうとするふたりの少女の物語です。画家を夢見るフジコとバレエに心惹かれる千鶴。横浜で偶然出会ったふたりは、運命に導かれるようにパリで再会を果たします。20世紀初頭のパリで、夢を追い求め奮闘するふたりの姿は、誰の心にもある“明日への希望”を呼び覚ましていきます。
2026年、また忘れることのできない物語が始まります。
<Story>
叶えたい、この街で
20世紀初頭のパリ。そこに日本からやってきたふたりの少女が暮らしていました。ひとりは、夫を支えるよき妻となる将来を望まれながらも、画家を夢見るフジコ。もうひとりは、武家の家系に生まれ、ナギナタの名手ながらバレエに心惹かれる千鶴。トラブルに巻き込まれたフジコを千鶴が助けたことで、ふたりは5年ぶりの再会を果たします。
千鶴の夢を知るフジコは、同じアパルトマンの青年ルスランの母オルガが、ロシア出身の元バレリーナであることを知り、レッスンを依頼します。一方、フジコの保護者である叔父さんがある日、失踪するという事件が起きます。フジコと千鶴、ふたりはそれぞれの夢を掴むことはできるのでしょうか――。
<Cast&Staff>
キャスト:當真あみ、嵐莉菜、早乙女太一
原作:谷口悟朗・BNF・ARVO
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:近藤勝也
キャラクターデザイン:山下祐
リサーチャー:白土晴一
美術監督:金子雄司
色彩設計:柴田亜紀子
撮影監督:江間常高
キャラクター演出:千羽由利子
3DCG監督:神谷久泰
編集:廣瀬清志
プロップデザイン:尾崎智美
メカデザイン:片貝文洋
音響監督:若林和弘
音楽:服部隆之
アニメーション制作:アルボアニメーション
製作:「パリに咲くエトワール」製作委員会
配給:松竹
『パリに咲くエトワール』は2026 年3月13日(金)全国公開