「車横付け可能で足場も良好!」家族釣行にピッタリな釣り場『館山港砂揚げ場』を紹介【千葉】
南房の館山港砂揚げ場は、家族連れにおすすめの釣り場だ。ここでは館山港砂揚げ場のポイント解説と、これからの時期におすすめする釣り方をご紹介するので参考にしてほしい。
釣り場:館山港砂揚げ場
南房の館山港砂揚げ場は、家族連れにおすすめの釣り場。その理由は、車が横付けできること。
人気があるので、早朝にはスペースがなくなってしまうのが難点だが、つねにコマセが入っているので、釣果が期待できる。
サイトフィッシングも楽しめる
5月からお勧めなのはサビキ釣り。例年だとイワシや小サバ、ときにはアジが釣れる。活性がいい日には、足下に多くの魚が見えるので、サイトフィッシングも楽しめる。
見えるときは、コマセカゴを使ったサビキ仕掛けで狙うと手返しがよく効果的。魚のタナはつねに変化するので、コマセの帯に仕掛けを入れるイメージで、海面から海底まで広く探り、釣れたタナを集中的に狙いたい。
投げサビキで広範囲に
一方、活性が低いときは、アミエビをハリに付けたトリック仕掛けで狙う。近くに魚が見えない日は、投げサビキで広範囲に探るといい。
いずれも、自分の釣りだけに集中するのではなく、どんな釣り方で、どのような魚が釣れているのか周囲をよく観察すること。
泳がせ釣りも面白い
生きたアジやイワシがキープできたら、太めの仕掛けで釣れた魚をエサに泳がせ釣りも面白い。ヒラメやマゴチの釣果が期待できるので、狙ってみるといいだろう。
足場はいい釣り場だが、子どもは落水の危険があるので、必ずライフジャケットなどの安全面に配慮したい。
6月にはカツオフィーバー
例年だと6月下旬ごろ、ソウダカツオが回遊するタイミングがある。その時期に遭遇すると、港内はカツオフィーバーになって強い引きを楽しめる。
釣りの帰りは、富浦IC近くの道の駅とみうら枇杷倶楽部がおすすめだ。オリジナルの「びわソフト」は、ビワの果肉が入った人気商品。ぜひ、味わってほしい。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュー関東版』2025年5月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。