震災30年の教訓をワークショップや展示を通じて学ぶ「神戸防災のつどい2025」 神戸市
2025年1月19日、三宮駅周辺で阪神・淡路大震災から30年を迎える記念イベント「神戸防災のつどい2025」が開催されます。地震の教訓を次世代に伝え、災害の備えの重要性を再確認することを目的とし、幅広い年齢層が学べる多彩なプログラムが予定されています。
『危機管理センター会場』では、VRを使った土砂災害や地震の体験が行われ、実際に災害が発生した際の危険を疑似体験できます。また、子ども向け防火服の着用体験や、冬の避難所体験では、災害時の備えを体感することができます。また「危機管理センター子ども見学会」も実施予定。
『三宮センター街1丁目会場』では、災害時に役立つアイテムやアウトドア商品を紹介するワークショップや展示が行われ、常に備蓄を保つ「ローリングストック」の重要性や、日常的に備えることの大切さについて学べます。阪神・淡路大震災発生直後の被災地の写真展示(神戸新聞提供)も行われ、当時の様子を振り返ることができます。
『中央区文化センター』では、阪神・淡路大震災や東日本大震災の経験者による語り部の対談や、防災に役立つセミナーが開催されます。「防災女子」ワークショップでは、災害時に役立つレシピを学べます。また、震災の教訓を伝える合唱や、防災をテーマにしたオリジナルダンスも披露され、子どもたちの防災意識を高めます。
中央区文化センターで実施されるセミナーや料理教室、「危機管理センター子ども見学会」への参加には事前申し込みが必要。詳細は公式サイトをご確認ください。
<記者のひとこと>
VR体験や料理教室など子どもたちが参加しやすいプログラムも充実。震災の教訓と防災の重要性を学べる貴重な機会なので、意識を深めるために参加したいイベントです。
開催日
2025年1月19日(日)