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豊岡激辛パラダイス!出石の奥地で美味辛『四川麻婆豆腐』に沼る週末 豊岡市

Kiss

豊岡市出石町寺坂にある『しゃんらん出石』は、テレビや雑誌でも幾度となく紹介されてきた四川料理の超有名店。大阪時代に無双の人気を誇ったマスター・西田さんこと『にっしゃん』。数々の食レポブロガーや有名人を虜にした料理人・にっしゃんに迫ります。

国道426号沿いと思っていたら行きすぎてしまいますので赤いのぼりが目印です

お店の駐車場は国道426号沿い。出石城下町から車で10分ほどの場所で、喫茶店パピヨンの看板から但東方面に300m進んだところです。

Google map は必須です!ナビはあてになりません(笑)

出石の中心街からも少し外れたへんぴなロケーション。駐車場横の坂を上ると、趣のある立派な門構えの日本家屋が見えてきます。

坂の上の隠れ家。庭も広くて開放的です。ウグイスが歌ってるのも聞こえてくる素敵な場所。

『しゃんらん』は次男坊いっくん書!めっちゃええ味でてるぅ!!!
「四川麻婆豆腐の赤い文字に引き寄せられました。雰囲気も良かったし、次は予約してきます」 と話すお二人。次回リベンジですね!

記者がお店に入ろうとすると、お店の前には先客が。と思ったら、入店してすぐに出てこられました。お話を伺うと、予約で満席だったそうです。何を隠そう、しゃんらん出石は他県から訪れるお客さんも多く、週末や祝日は予約でしっかり『2回転』する大人気店。そのため、訪れる際は“予約必須”と思った方が良いでしょう(電話で受け付けています)。

西尾工務店(村岡)や神鍋白炭工房(日高町)の個性的な壁の落書きにも注目

店内は広めのテーブルが4つある16席。薪ストーブやこだわりの家具が設えられ、待ってる間も店内の雰囲気や縁側から見える庭が楽しめます♪

匂いも届けたい。調理場は唐辛子で空気も辛くなるのです。火力を使い分けるにっしゃん!

看板メニューは、もちろん麻婆豆腐。スパイスの配合、豆腐の質感、自家製ラー油に至るまで「全部にこだわっている」と語る一皿です。かつては辛さを控えめにしていたこともありましたが、「やっぱり突き抜けないと意味がない」と、自分の味に全振りしました。

自家製ラー油がパンチになり、山椒の香りが鼻に抜けます。豆腐の大豆のどっしりした味を感じつつ、肉の油のうまみが口の中で相まって、美味すぎる、、そしてしっかり辛い!!!その辛さは単に辛い、だけではなく、深みとうまみが重なってる中毒性の旨辛さであり、熱々の四川麻婆豆腐にはやはり美味しい炊き立てのお米がめちゃくちゃ合います!

にっしゃん自身も大の激辛好き。食べることも大好きなので勉強という名の食べ歩きの日々だそう

「(激辛の)旨さを楽しんでもらえる人に来てもらえたらええねん」と笑うにっしゃん。とはいうものの、お子様や辛い物が苦手な方は山椒、ラー油抜きの「辛くない麻婆豆腐」がありますのでご心配なく♪

長男も次男もにっしゃんの醤油ラーメンが大好物。

そしてもう一つのメインメニュー。中華麺はいかがでしょうか?白菜の甘みと触感も良く、チャーシューの味とスープが絡んで小麦の味をしっかり味わえる醤油ラーメン。当然、汁まで飲み干しました。

麺にもこだわりあり。有名ラーメン店も使う京都の「麺屋棣鄂(ていがく)」謹製

食べたいメニューがたくさんあるので、大勢でシェアするのがおススメです♪

神鍋道の駅やたじまんま、ガンピー、amazon、楽天でも購入可能です

ちなみに「麻婆豆腐」はレトルトの販売も行われており、先日、兵庫県が地域の魅力ある産品を選び抜く「五つ星ひょうご」にも認定されました。

料理は得意だけど、人の顔を覚えるのが苦手なにっしゃん。 「僕〇回目です――!」とアピールしてくださいね♪

「田舎で店を続けるのは、正直簡単じゃない。何かを変えなあかん。」と語る姿には、飲食店経営の現実と向き合う覚悟がにじみます。つらい時期でもただの一度も料理をやめたいとか嫌いになったことがない―――。「料理好きやねん」と、子どものように笑います。

大阪無双時代から知り合いだったにっしゃんと記者。実は先日もコシアブラを取りに行ってました笑

大阪では到底考えられなかった田舎暮らしがここにある。畑をしたり山菜を取ったり。タケノコ掘りも楽しんでるにっしゃんの次なる夢は・・・ぜひ本人に聞いてみてください♪豊岡激辛パラダイス。出石の奥地で美味辛『四川麻婆豆腐』に沼る週末、どうですか?


場所
しゃんらん出石
(豊岡市出石町寺坂1117)

営業時間
昼(土日祝のみ営業)
11:30~14:00(L.O.13:30)

18:00~21:00(L.O.20:00)

定休日
月曜日
※夜は不定休あり

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